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                  | ■ | 番号 | C0411290-000 |  
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                  | ■ | 呼称(ヨミ) | キツネ |  
                  | ■ | 呼称(漢字) | 狐 |  
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                  | ■ | 執筆者 | 宮城縣 |  
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                  | ■ | 論文名 | 妖怪変化・幽霊:事例篇 |  
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                  | ■ | 書名・誌名 | 宮城縣史 民俗3 |  
                  | ■ | 巻・号/通巻・号 | 21巻 |  
                  | ■ | 発行所 | 財団法人宮城県史刊行会 |  
                  | ■ | 発行年月日 | S31年10月20日 |  
                  | ■ | 発行年(西暦) | 1956年 |  
                  | ■ | 開始頁 | 471 |  
                  | ■ | 終了頁 | 562 |  
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                  | ■ | 掲載箇所・開始頁 | 539 |  
                  | ■ | 掲載箇所・終了頁 | 540 |  
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                  | ■ | 話者(引用文献) | (医師鈴木氏談未刊本『奥羽奇談』より) |  
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                  | ■ | 地域(都道府県名) | 宮城県 |  
                  | ■ | 地域(市・郡名) | 仙台市 |  
                  | ■ | 地域(区町村名) | 青葉区 |  
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                  | ■ | 要約 | 医師鈴木氏の談。仙台城下川内三十人町に,勝又弥左衛門という足軽がおり,狐捕りの名人として知られていた。天明の頃,榴ヶ岡の東麓沿いの東街道の辺に古狐が棲み,農家の鶏を攫ったり旅人を誑かしたりしたので,検断所の命令で弥左衛門が妖狐を捕らえることになった。亡父の喪中であったが藩の命令なので支度をしていると,牌所の僧侶が訪ねて来て四十九日も済まない内の殺生を戒めたので弥左衛門は承知した。しかしその後僧に酒飯をもてなすと,いつもに似ず大食であった。弥左衛門がこれを怪しみ,座をはずして門脇の草叢に油鼠の罠を仕掛けておくと,送り出した直後僧がこれにかかった。狐は人を計ろうとしてかえって人に計られたのである。 
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