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番号 C0410817-000

呼称(ヨミ) キヌカケヤシキ,キノガケヤシキ
呼称(漢字) 衣懸屋敷

執筆者 宮城縣

論文名 伝説:屋敷・城館の部

書名・誌名 宮城縣史 民俗3
巻・号/通巻・号 21巻
発行所 財団法人宮城県史刊行会
発行年月日 S31年10月20日
発行年(西暦) 1956年
開始頁 285
終了頁 300

掲載箇所・開始頁 287
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 宮城県
地域(市・郡名) 志田郡
地域(区町村名) 松山町

要約 助左衛門という者の飼馬が寝てばかりいて役に立たず、堤に捨てる。馬は堤の池を平地を走るように渡ったので再び飼う。これを聞いた源頼朝の舎人が千貫文で買い、頼朝はこれを佐々木高綱に与えた。宇治川に先陣した生月*はこの馬という。馬が鎌倉に上るとき、馬衣を懸けたので屋敷名となる。鴇毛(赤くして白みを帯びた色)の馬だったので、助左衛門の家では代々鴇毛を飼った。*生食(いきじき)とも池月とも。
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