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番号 C0410757-000

呼称(ヨミ) オトワモリ
呼称(漢字) 音羽森

執筆者 宮城縣

論文名 伝説:山の部

書名・誌名 宮城縣史 民俗3
巻・号/通巻・号 21巻
発行所 財団法人宮城県史刊行会
発行年月日 S31年10月20日
発行年(西暦) 1956年
開始頁 263
終了頁 284

掲載箇所・開始頁 264
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 宮城県
地域(市・郡名) 仙台市
地域(区町村名) 太白区

要約 この山は一夜で生い出たという。昔この山の麓に住む音羽という娘が、夜中に小便に起きて地ひびきがするので外を見たら、この山がおがっている(成長している)最中で、音羽が一目見たとたん、おがりこじけた(成長が途中で止まった)。それでこの山をオトアモリという。もし見られなかったら富士山より高くなる筈だった。山がおがった分だけ品井沼がへこんで大沼ができた。江戸時代、仙台の儒者が「太白星地ニ堕チテ、コノ山トナル」といったので、今は太白山という。オドは大土、小鋭、雄鋭などと書くが、オドといえば必ず森で、山とは言わない。
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