国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

カード表示

番号 2540006

呼称(ヨミ) カンゼノンボサツ
呼称(漢字) 観世音菩薩

執筆者 渡辺嘉兵衛

論文名 ふるさと夜話

書名・誌名 山形民俗通信
巻・号/通巻・号 通巻7号
発行所 山形県民俗学会
発行年月日 S45年9月20日
発行年(西暦) 1970年
開始頁 32
終了頁 33

掲載箇所・開始頁 32
掲載箇所・終了頁 33

話者(引用文献) 古老

地域(都道府県名) 山形県
地域(市・郡名)
地域(区町村名)

要約 弘化年間、長町にせんという、産婆を業とする女がいて、人々に慕われていた。ある秋、仕事帰りの夜道で、8歳ほどの男の子に声をかけられた。翌春の彼岸の晩、その男の子は再び現れ、紙包みを手渡した。男の子の正体は高松の観世音菩薩で、包みの中身は徳利だった。徳利からは病人を治す蜜が出て、霊験あらたかな徳利としてたちまち評判になったという。
類似事例

試験機能
この文献を探してみる →国立国会図書館サーチ

(内部利用者のみ)
国際日本文化研究センター データベースの案内