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番号 2182045

呼称(ヨミ) ワカミヤサマ,タタリ,チョウチフス,リュウコウビョウ,モノシリ
呼称(漢字) 若宮様,祟り,腸チフス,流行病,モノシリ

執筆者 犀川碇吉

論文名 種子島の若宮様-鹿児島県熊毛郡西之表町川迎-

書名・誌名 民間伝承
巻・号/通巻・号 14巻9号通巻148号
発行所 日本民俗学会
発行年月日 S25年9月5日
発行年(西暦) 1950年
開始頁 24
終了頁 25

掲載箇所・開始頁 24
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献) 川畑

地域(都道府県名) 鹿児島県
地域(市・郡名) 西之表市
地域(区町村名)

要約 この部落に腸チフスが流行った。ものの祟りではないかと考えた住民は、東海岸の浅川部落のモノシリ(巫女)に見て貰った。すると、神を拝み、弓を引く様子や殺される様子を演じ、畠の中で朽ちている若宮様を粗末にするからだと言う。若宮様とは志布志の殿様の子息であったが、弓引きの際に若宮様のある場所で謀殺されたのだといわれる。それから若宮様を氏神様の参道に移して部落で祀るようになった。
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