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                  | ■ | 番号 | 2170031 |  
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                  | ■ | 呼称(ヨミ) | ヤマウバ,オオイケノヌシ |  
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                  | ■ | 執筆者 | 川出由太郎 |  
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                  | ■ | 論文名 | 山姥雑考(六) |  
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                  | ■ | 書名・誌名 | 美濃民俗 |  
                  | ■ | 巻・号/通巻・号 | 通巻208号 |  
                  | ■ | 発行所 | 美濃民俗文化の会 |  
                  | ■ | 発行年月日 | S59年9月15日 |  
                  | ■ | 発行年(西暦) | 1984年 |  
                  | ■ | 開始頁 | 3 |  
                  | ■ | 終了頁 | 5 |  
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                  | ■ | 掲載箇所・開始頁 | 5 |  
                  | ■ | 掲載箇所・終了頁 |  |  
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                  | ■ | 話者(引用文献) |  |  
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                  | ■ | 地域(都道府県名) | 愛知県 |  
                  | ■ | 地域(市・郡名) | 犬山市 |  
                  | ■ | 地域(区町村名) |  |  
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                  | ■ | 要約 | 福富新蔵という郷士が、岩の上で異形の大女が髪を振り乱し、月の光で鉄漿をつけているのを見た。矢を射掛けると手ごたえがあり、血をたどっていくと与八郎の家に着いてその妻が臥せっていた。しかし寝所にその姿はなく、血痕がありそれをたどって行くと美濃各務の広池の岸まで続いていた。ここで名を呼ぶと白い苧綛が流れ寄り、拾い上げてみると血に染まったそれは先に見た山姥の髪ほどの長さの白髪の束であった。このことから与八郎の妻は山姥でありこの大池の主であったと解釈され、白髪は持ち帰られて供養された。このことからこの池を苧がせ池と呼ぶようになった。与八郎と山姥の子である京丸は長じて母の正体を知り、山姥の化身であった母の供養の為に寺を建てて弔った。 
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