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番号 1400062

呼称(ヨミ) ダイジャ
呼称(漢字) 大蛇

執筆者 東京教育大学民俗学研究会

論文名 (八)信仰俗信 (五)俗信

書名・誌名 伊豆松崎の民俗 静岡県賀茂郡松崎町 付録・静岡県賀茂郡伊豆町三浜の民俗
巻・号/通巻・号 通巻4号通巻4号
発行所 東京教育大学民俗学研究会
発行年月日 S36年11月10日
発行年(西暦) 1961年
開始頁 70
終了頁 74

掲載箇所・開始頁 74
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 静岡県
地域(市・郡名) 賀茂郡
地域(区町村名) 松崎町

要約 昔、大蛇が長者が原の方から天城山の池へ通っていた。その当時、尾張の針屋が刀をさしてきた。大蛇がその人を呑もうとすると刀が自然にぬけて大蛇にむかい、針屋は呑まれなかった。それを見ていた人が刀をすりかえたので、その次には呑まれてしまった。針屋の娘が大蛇を退治しに来て、小杉原のアネガクボとイモウトガクボというところで、大蛇を射た。最後の矢が大蛇の目に当たり、蛇は転げて岩にはさまった。その岩はジャガバサミという。また、大蛇の歯と使った矢を伏倉のナカインキョが蔵している。
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