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番号 1232074

呼称(ヨミ) ナンガクボウ,ナンガクバナ
呼称(漢字) 南覚坊,南覚花

執筆者 小寺融吉

論文名 植物の由来についての伝説

書名・誌名 旅と伝説
巻・号/通巻・号 4巻3号通巻37号(ママ)
発行所 三元社
発行年月日 S6年3月1日
発行年(西暦) 1931年
開始頁 24
終了頁 30

掲載箇所・開始頁 26
掲載箇所・終了頁

話者(引用文献)

地域(都道府県名) 滋賀県
地域(市・郡名) 甲賀郡
地域(区町村名) 信楽町

要約 昔、南覚坊という行者がきて、真言秘密の不思議な術を使ったため、首をはねられた。その年、村には病気が流行し、飢饉にもなったため、南覚坊の祟りといわれた。法蔵寺で南覚坊を手厚く弔ったが、その翌年から、首を切った下役の家の甘薯芋には朝顔のような花が咲くようになり、その後もこの家が富むことは無かったという。村人はその花を南覚花と呼び、不吉なものとしている。
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