蟹，大蛇 | カニ，ダイジャ | 怪異・妖怪伝承データベース

■	番号	0540119

■	呼称（ヨミ）	カニ，ダイジャ
■	呼称（漢字）	蟹，大蛇

■	執筆者	藤島秀隆

■	論文名	能登の蟹報恩譚

■	書名・誌名	加能民俗研究
■	巻・号／通巻・号	21号
■	発行所	加能民俗の会
■	発行年月日	H2年12月30日
■	発行年（西暦）	1990年
■	開始頁	26
■	終了頁	34

■	掲載箇所・開始頁
■	掲載箇所・終了頁	27

■	話者（引用文献）

■	地域（都道府県名）	石川県
■	地域（市・郡名）	輪島市
■	地域（区町村名）

■	要約	旱魃の際、田に水を入れてきれたモノに娘をやると言った。すると一人の若者がきて、一夜のうちに水を入れた。若者は輪島川の淵に住む大蛇で、娘を連れて行こうとした。娘の家を7巻巻いて戸口から入ろうとしたが、中に大きな蟹がいて、蛇を九つにはさみ切った。その骸が落ちたところは池になった。頭が落ちたところは親池と呼ばれ、笠原の家に祟りをなした。これを聞いた泰澄大師が法力をで退散させた。類似事例

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