タカラバケモノ,ヒトツメノバケモノ 1976年 新潟県 話者の家の下の坂で昔、夜になると一つ目の化け物が「しょっしょっしょっぶんぶくちゃがまの毛が生えた」と言いながら坂を登っていた。あほうの男の子が退治に行き、取り押さえたらカナガメになった。その男の子は金持になった。
類似事例 |
|
カマイタチ 1998年 新潟県 男の子が川を飛び越える遊びをしていると、男の子の足の肉が裂けた。血は出ていなかった。かまいたちがやったのだろう。
類似事例 |
|
メヒトツコゾウ 1977年 神奈川県 2月8日には目一つ小僧が来る。
類似事例 |
|
メヒトツコゾウ 1977年 神奈川県 2月8日には目一つ小僧が来る。
類似事例 |
|
キツネ 1976年 山口県 猟師が月夜で明るい夜道を歩いていると、急に真っ暗になった。キツネの仕業だと思って煙草を吸い、「今のうちに通さぬと鉄砲を持って仕返しに来るぞ」と威すと、また明るくなった。
類似事例 |
|
テングノチョウチン 1951年 埼玉県 ある人が夜中に女の子を連れてネノ山に登ったとき、真っ暗だったので「天狗さん提灯をつけてくれ」というと、周りに次々と灯がついて真昼のように明るくなった。別の人が見た天狗の提灯は、一つだけ青白く光っていた。
類似事例 |
|
メヒトツコゾー、テング、ヤマノカミ 1989年 静岡県 目一つ小僧は天狗の山ノ神。
類似事例 |
|
カラステング 1969年 愛媛県 村の者が男の子を連れて石槌山に登ったが子供の姿が消えた。家に帰ると子供は先に帰っていた。山頂で小便をしていると真っ黒い顔の大男が送ってやると声をかけ、目をつぶると家の裏庭に1人で立っていたという。烏天狗の仕業とされる。
類似事例 |
|
セコンコ 1992年 宮崎県 ある小雨の朝、山の中で男の子が早足に歩いていく。つけると、川に飛び込んだ。セコん子だったんだろう。裸ん坊の男の子を見た人もいる。
類似事例 |
|
メヒトツコゾウ 1975年 静岡県 2月8日はコトヨウカで、目一つ小僧が来る。履物や洗濯物を出しっぱなしにしておくと目一つ小僧が判を押し、それを知らずに身につけると病気になる。目籠を下げたり囲炉裏でグミやカヤの木を燃していやな臭いを出したりして、目一つ小僧が来ないようにする。
類似事例 |
|
ヒトツメコゾウ,チョウツケバントウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は厄神の使い。
類似事例 |
|
ヒトツメコゾウ,メヒトツコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は妖怪、悪神、疫病神の類。目が一つで顔が大きく、足が一本ともいう。
類似事例 |
|
メヒトツコゾウ 1979年 静岡県 師走八日の夜に赤飯の握り飯を焼かないと、目一つ小僧が家の中に入ってくるという。目一つ小僧は頭のてっぺんに大きな穴があり、そこに人間など色々な者を入れて取って行き、山に待つ子どもの元へ運び帰るという。
類似事例 |
|
ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は2月8日に天に帰る。
類似事例 |
|
メヒトツコゾウ 1978年 静岡県 目一つ小僧の正体は、厄災をなす怪物として語られるのみで定かではないが、山の神をまつるもので、目が1つで足が1本しかない天狗だといわれた。下田では、目一つ小僧である山の神が来ないようにメカゴを立てる。沼津市岡宮では、目一つ小僧が山から降りて来て、人々に不幸をもたらすとされた。
類似事例 |
|
テング,グヒン 1977年 ある男の子が急にいなくなり、神隠しにあったのだろうということで隣組総出で探し回ったが、遂に見つけられなかった。ところが5・6日後の夕方、男の子が二階の庇に立っていて、天狗に連れられて京や大阪を見物したと言ったという。その他、グビン様にさらわれたなど、こうした話は諸方にあるらしい。
類似事例 |
|
リュウジャ 1987年 和歌山県 娘のもとを男が毎晩訪ねて来ていた。母親は怪しみ、ある晩男の裾に糸をつけておいた。翌朝たどってみると滝の岸にある洞穴に至った。滝に住む龍蛇が男に化けていたのだった。やがて、娘は男の子を産んだ。生まれてから32日目の6月6日、風が吹いたかと思うと、男の子は霊雲に乗って飛んでいった。この男の子を祀ったのが川津明神である。
類似事例 |
|
ヒトツメコゾウ 2002年 神奈川県 一つ目小僧は12月8日の晩に来る。
類似事例 |
|
テング 1958年 岐阜県 昔、天狗が男の子を連れ去るという事件があった。
類似事例 |
|
オトコノコ 1984年 秋田県 ある家では仏間に男の子がでるというので拝みに行った。この家は仏壇に神様を一緒にして祀っていたので、別々に拝むよう指導した。その後、男の子は出なくなったようだ。
類似事例 |
|
タマシ 1966年 青森県 親戚の子が田舎に帰省中、豊年祭があった。宵宮の前夜、出入りの男が男の子を田楽灯篭の前で見た。呼びかけても返事がないので不思議に思ったが、家で聞くと「早く寝た」という。翌朝、男の子は魚釣りに行って、溺れ死んでしまった。前夜見たのは男の子の魂であった。
類似事例 |
|