エンコウ 1972年 高知県 川で水浴びをさせていると、その馬の肝臓を抜くのがエンコウである。肛門から入って肝臓を食いちぎり口から出てくる。
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ホウサカノマツ 1938年 鳥取県 この松は男根に似ており、下の病に効くという。
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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン) 1961年 愛媛県 鶏の絵を描いて布団の下に敷いて寝ると、夜泣きが治るといわれている。
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ヘビ 1939年 大阪府 半夏至〔ママ〕から旧8月9日の千日詣でまで、ヒノツリがあった。女性は高いところに寝て、筵を敷いて直には寝なかった。直に寝ると、蛇があるものに入るといわれていたという。
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ヤツラサン 1965年 高知県 八頭さんとは、頭がうずいて八つに割れて死んだ人を祀ったもの。首から上の病に効くという。
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(イシトツチノアイダカラワクミズ) 1989年 長野県 大きな石と土の境目から水が幾筋か流れ、日照りでも雨降りでも水量に変化がない。その水は眼病に効くという。
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キツネ 1948年 和歌山県 狐に憑かれた時はミコに唱えてもらう。これを「ミコヨセ」という。また、狐は枇杷の葉を嫌うので、憑かれた時は寝床に敷いておく。
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オクヨサマ 1985年 愛媛県 オクヨサマ(お供養様)という小祠があり、言語障害や眼病、疣に効く。
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ネテイルホウコウガシゼントカワル 1992年 山形県 夜寝ていると、何時の間にか寝ている方向が変わっている。
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キツネ 1982年 宮城県 寝ろ寝ろ、と声をかけられて服を脱いで寝たら、田圃の中だった。狐の仕業。
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ムジナ 1972年 千葉県 お婆さんが寝ていたら、ムジナが戸をドンドンと叩き、「婆さん寝たか婆さん寝たか」と聞えて寝られなかった。ムジナに化かされた。
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テング 1922年 神奈川県 八手の葉は天狗が団扇に使うのでこれを天狗ッ葉という。
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ジンジャノカギアヅカリ 1949年 福井県 お宮の鍵を預かる家は、肉も食べないし、葬式にもいかない。村人も産や葬儀があるとこの家にはこない。昔、この家の婆さんが長い間わずらい背中が痛くなった。そのため、ムシロばかりに寝ているので柔らかいものの上に寝たいと、村でとった熊の皮をもってきて敷いて寝たら、神様の罰で身体が腫れて死んだ。
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カッパ 1982年 石川県 男が馬を川へ入れようとすると河童が現れ、それを止めるよう懇願してきた。その通りにすると、夢の中で約束したように、翌日万病に効くという玉を持って来た。
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オオカミ,キツネ 1938年 長野県 50歳くらいの人が酒に酔って夜の山道を歩いていたら狼がいるような気がしたが、実は葉芋の葉だった。
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オミタラシ 1967年 福島県 閼伽井薬師のおみたらしは眼病に効くといわれるが、これは弘法大師が独鈷で岩をうがち湧き出た水であるという。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 シモヤケに効くまじない。手足に雪を溶かして沸かした湯をつける。
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(ゾクシン) 2001年 鹿児島県 鍋敷きに妊婦が座ると、痣のある子供が生まれるといってこれを嫌う。
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カワソダイゴンゲン 1971年 福井県 武生のカワソ大権現は女の神様で、18歳の時に下の病にかかって箱に入れて流されて、今いる所にたどり着き、お告げか夢かでその附近の人たちに祀られた。自分が病で苦しんだので、男のライ病と女の下の病を治してくれるという。
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ミサキ 1985年 愛媛県 非業の死を遂げたものは成仏できないのでミサキと呼ばれ、各戸軒下に小さい棚をつくり、芭蕉の葉を敷き精霊棚と同じ物を備える。
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マモノ 1995年 沖縄県 山に入って休むときには、魔物に憑かれないように山刀を尻に敷いて座るとよいと言われる。
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