タノカミ,ヤマノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は各地で田の神まつりが行われる。春は田の神が山や家や天竺からおりてくる日、そして山の神が田の神に戻る日という。春は山の神が田の神になり、秋は田の神が山の神になるといい、田の神・山の神を同じ神、また、別々の神とするなどあるが、概して両者の交代説が濃いようだ。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春は朝早く田の神が山から下りてきて、秋は晩遅くに田から山へ登るという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神の日には田畑へ行ってはならないとし、また、この日は天候不順になるといい、秋の田の神あげには、田の神は蓑を着て、笠をかぶり「オーサブ、オーサブ」といって田からあがるという。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が下りるときには杵を横にし、上るときには縦にして十六ダンゴを供える。田の神はこの杵を伝って上下するという。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が田におりるまでに田の溝を掃除し、溝口に葭を立てる。
類似事例 |
|
オカノカミ,タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。
類似事例 |
|
タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ 1982年 新潟県 3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、山へ帰られるともいう。
類似事例 |
|
タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ 1982年 新潟県 3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、天へ帰られるともいう。
類似事例 |
|
タノカミ,ツクリノカミ,ノガミサマ,ツブノカミ,サガミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。田の神の名称も作りの神・ノガミ様・粒の神・サガミなどとよばれている。
類似事例 |
|
タノカミ,ツクリノカミ,ノガミサマ,ツブノカミ,サガミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。春はオカの神が田の神になる日、秋は田から上がってオカの神になるという。田の神の名称も作りの神・ノガミ様・粒の神・サガミなどとよばれている。
類似事例 |
|
タノカミサマ,オタノカミ,タノカミ 1982年 新潟県 3月16日は「お田の神」で、早朝に手杵で空臼をつく。この音で田の神様が高いところから下りてくるという。カラコ団子を16個作り、床の間に供え、夜には小豆煮にして食べた。11月(旧暦10月)16日も「お田の神」の日で、春下りた田の神はこの日田から上って高い所へ帰られるといい、カラコ団子を作って膳あるいは箕などに入れて神棚に供えた。田から上ってきた「お田の神」はロブチ(炉縁)で団子を焼いて食べ、高いところへ帰られるともいう。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、春は丸いダンゴ、秋は俵型のダンゴを田の神が上り下りする踏み台の上に供える。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。田の神が中国から稲のタネをもってきたとき、発見されるのをおそれてこれを萱藪の中に隠しておいたため、萱箸を神棚に供えるという。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われる。田の神が中国から稲のタネをもってきたとき、発見されるのをおそれてこれを萱藪の中に隠しておいたため、萱箸を神棚に供えるという。
類似事例 |
|
タノカミ 1971年 福島県 2月10日は田の神おろしで、正月松飾りをたいて空のうすをきねで3回たたいて田の神をおろす。
類似事例 |
|
タノカミ 1971年 福島県 2月10日は田の神おろしである。10日にから臼を杵で3回たたき、正月の内飾りの松を燃やして臼のまわりをまわす。田の神おろしが遅れるとその年の仕事が遅れるという。
類似事例 |
|
ヤマノカミ,タノカミ 1972年 山形県 旧3月17日には山の神が田の神となり、旧9月29日には田の神が山の神になるという。
類似事例 |
|
タノカミ 1982年 新潟県 3月16日は「田の神下り」の日で、田の神はこの日家から田圃へおりる。アンコを入れた糯米の団子を作り、俵の上に上げて、「今年の作がよいように、けがのないように」と祈る。11月16日は「田の神上がり」で、新米の入った俵に団子を盛ってお礼をいう。この日田の神は田から家へ上るといわれる。耕作する人間より田の神様は早く下り、遅く上る。そして、翌年の3月まで田の神様は家で休んでおられるとする。
類似事例 |
|
タノカミサマ 1984年 新潟県 7月14日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が稲の穂をくわえて天に上る日であるといって、田圃の仕事をしない。
類似事例 |
|
タノカミ,ヤマノカミ 1977年 山形県 10月15日、16日は田の神が山の神になる日。田の神団子を作って米びつの横に供える。臼を杵で叩いて音を出す。
類似事例 |
|
ヤマノカミ,タノカミ 1972年 山形県 旧3月17日には山の神が田の神となり、旧10月12日には田の神が山の神になるという。
類似事例 |
|