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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テソウカ
1956年 宮城県
蔵王山中腹にあった不動尊像が崖から落ちていたのだが、誰も知らなかった。小原温泉近くに住むある占い師の女性がこのことになぜか気づき、探してもらったところ、像が見つかったという。

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カンノン
1989年 広島県
昔、火事で観音堂が焼失した時観音像だけ探しても見つからなかった。村人が堂宇は再建したが観音像は安置しなかった。2年後の夏に子供が観音堂近くの滝で泳いでいる時に黒くなった観音像を滝つぼの中で見つけた。
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ハシリダイコク
1930年 栃木県
探し物がある時には走り大黒の像の右足に針を刺し、日を限って願を掛けると見つかるといわれている。
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ケイドウホウイン,ニオウ
1940年 香川県
桂同法印は彫造完成後の仁王像を運搬するために、仁王像に向かって大声で一喝したところ、自らの足で仁王像が歩き出した。
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ショウトクタイシゾウ
1996年 神奈川県
長興山にあった聖徳太子像は、どうしてもそこに置いてはいけないということで、大工さんにお告げがあり、もらい受けた。
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(フドウソンノバチ)
1961年 静岡県
不動尊は正月28日と10月28日が祭りである。ある村人がオミクジが気に入らず、山にあった不動尊を移したところ、金しばりにあったという。
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スイショウノカンノン
1979年 長崎県
唐比の池あたりに甫陀林という僧院がある。そこに高さ1寸(約3cm)の水晶で出来た観音像が安置されている。先年ある者がこの観音像を盗み出したが、小倉で奇験が生じたため元に戻したという。また途中この観音像を落としたので傷が入っていたが、時が経つにつれて傷が無くなったという。
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イゾウ
1976年
異像を得た人の家がみな害を被ることがしばしばある。
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ムジナ,チョウチン
1974年 茨城県
むじなの提灯が見えた杉の木の近くにある竹林の竹を揺さぶると、何かが下に落ちた。むじなは落ちても死んだまねをしているということで、下を探したが見つからなかった。その後、近くの猟師が大きなむじなを捕らえた。
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ニチレン,ゾウ,レイ
1928年 神奈川県
日蓮が伊東に流された時、弟子の日朗は由比ガ浜で日蓮の像を作って毎日崇拝していた。三年後に日蓮が釈放された時には、喜んで心身がこの像に乗り移った。衆生の厄をはらう為に、像に霊が入った。
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シンノウ
1976年
長崎の桔梗屋という紙屋に、神農像が伝わっていた。土用の虫干しの時に、この像があまりに古びているので、洗ったところ、腹痛を起こしておおいに苦しんだ。僧を呼び祈祷して、ようやく痛みが治まったという。
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ジゾウ
1977年 長野県
信州松本領のある郷に地蔵堂があった。だが80年ほど前に地蔵像がなくなってしまい、それから何年も経た後の享保3年8月15日に、地蔵大士の像がいづくともなく現れて元の壇上にあったという。
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カワウソ
1998年 富山県
カワウソの宮と称されていた神社の御神体は観音像である。
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カンノン,ユメマクラ
1995年 愛知県
昔、源太郎たる漁師が漁中、海の中で光っていた観音像を引き上げた。家に帰ったら、観音が夢枕に立って、自分を信仰しこの像を丘で祭れれば、様々な利益を得られると告げたという。
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ビシャモンテンノゾウ,ユメ,ドウジ
1983年 京都府
夢の場所に辿り着いて不思議に思うと、草中で毘沙門天の像を得た。そこで寺を建立してこの像を安置した。しかし伊勢人は観音像を安置したいと思っていたので願いが成就しないと考えた。その夜の夢に童子が現れ、観音と毘沙門天は一体だと答えた。そこでまた1宇を建立して千手観音を安置した。
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イシノゾウ
1976年 東京都
江戸渋谷の長谷寺という寺に鬼子のような石像があった。願いがかなうというので、とてももてはやされたが、半年ほどすると詣る人もいなくなった。この像はもともとある人の庭にあったが、その家は滅んでしまって跡形もない。その後も、像のあった家は次々に滅び、それ故に恐れられて長谷寺に納められた。
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イズナ
1988年 岩手県
イズナを持っているといわれる人は何人かいて、三峯神社の占い師には、どこの誰が持っているかがだいたいわかったという。
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シラサギ
1963年 愛媛県
湯頭・下湯頭では温泉が沸いていたが、ある寒い日にある人が下肥桶を洗ったところ、白鷺が現れて「こんなところにはいられない」と言った。以来、温泉は止まってしまったという。後、この白鷺が道後に現れて、そこで温泉を出したという。
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イゾウ
1976年
銅で作られた異像を手に入れたところ、その家はたちまち滅んでしまった。
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ガラッパ
1982年 鹿児島県
昭和27,8年の夏、温泉に河童が入ったために温泉が臭くなった。
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カミカクシ
1984年 新潟県
20歳くらいになったムラの女性が「神かくし」になって、村中で探したが見つからなかったが、後で自分で出てきた。
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〔トウゲンゴンゲン〕,ユメマクラ
1987年 長野県
田沢温泉湯源権現社の祭神。大昔,役の行者の夢枕に立って田沢温泉の在り場所を教えた。役行者は温泉開湯の時社を造って祀り,この温泉の守護神とした。常にこの温泉の危急を救い,今でも毎年八十八夜にお祭をする。
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