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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミ,ナスムネタカ
1980年 香川県
源平合戦で著名な那須宗高(那須与一)が船上で矢をつがえている時、目を閉じて神を念じると風はやみ、船は安定したという。

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シシャノユウレイ
1983年 岡山県
源平の水島合戦のときに死んだ者たちが幽霊になって出てくる。
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カミノオウゴ
1976年 香川県
那須与一が扇の的を射ようとした時、海上は風波が荒く船も上下に揺れて、的が定まらなかった。神の擁護がなければ射ることはできないと思った与一は、伊勢太神をはじめ八百万の神々、わけては氏神・那須大明神と心に念じたところ、風も波も穏かになり難なく射落とせた。後に与一は神領を献納した。
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ヘイケガニ
1961年 全国
源平合戦で藻屑となった平家の人々が蟹となった。これが平家蟹である。
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フナダマサマ
1969年
船上で不思議な音がする。これを「船玉様がしげる」、「船玉様がいさむ」などと言った。船上の音はリインリインと鈴虫が鳴くように聞こえたりチンチンチンと強く激しくなる事もあり、その音が吉凶の前ぶれとして捉えられていた。
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フネノレイ
1979年
船霊とは船の霊であり、他の神ではない。船に住吉神を祭るというのは、この神がどの船をも守る神であるからである。
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イヌガミ,イマガミ
1936年 長崎県
イマ神念じというものがある。某神官の話によると、犬を土中に首まで埋め、その前に食料をおき、1週間マブラセテ首を切る。するとその頭は食料に飛びついて食いつく。その霊を祀って念じ神とするという。イマ神念じが一時渡良浦にいたという話である。
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ユミハチマン
1937年 福井県
普段は雷が落ちないといわれている八幡神社の境内に、雷が落ちたので不思議に思ってみてみると、弓に矢をつがえて空に向かっている神様の弓が切れていた。村人はそれをすぐに直した。
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テング
1958年 徳島県
風のない時、「天狗さん風くれ、余ったら戻す」と言うと風が出る。
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タヌキ
1935年 香川県
屋島に古狸がいて、屋島寺の住職の代替りの初夜、必ず狸が袴姿で現れ、源平屋島合戦を夢幻のうちに物語り、見せたという。それに因んで源平起上り狸という玩具が作られている。
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タマシイヨビ
2001年 青森県
死に瀕した者が目を閉じる際に、名前を呼ぶなどして必ず声をかけないと成仏できない。
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サイノカミ
1964年 福島県
さいの神の火で焼いた餅を食べると、腹やみしない。
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(ゾクシン),イヌ
1936年 栃木県
芳賀では犬が遠吠えをすると女の人が死ぬ、那須では縁起が悪い、という。
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キツネ
1979年 岐阜県
夜、狐が睨んできたときに、睨まれた者が目を閉じてしまったら化かされるという。
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マト
1956年 宮城県
馬乗渡しの神事で、那須与一に扮した者が矢を射たあとの的を手に入れた部落は、その年豊作に恵まれ、またその的を祀ると火災予防になるという。
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キツネ
1989年 宮城県
高帽をかぶった男が船に乗せてくれと言った。船に乗った男は浪花節を歌った。男が船から陸に上がったら狐になって跳ねていった。気がつくと船にあった鱧がなくなっていた。
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ヒタチボウカイソン
1931年 宮城県
源義経の家臣であった常陸坊海尊は仙人になり、元亀天正のころ、関東や信越地方で源平合戦や奥州落ちの様子を詳細に語ったという。不思議な道士風で、年齢は500歳にも及んだといわれている。
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コンジキノフドウミョウオウ,チショウダイシ
2002年
智証大師が強風のため琉球国(人食いの国)に漂着する。そのとき風がやみどこにも行けなくなる。陸の上を見れば数十人が鉾を持って徘徊している。大師が一心に不動尊を念じると、先に日本で現れた金色の不動明王が現れる。すると辰巳の風が吹いてきて、戌亥を指して飛ぶように進んだ。
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フナユウレイ,ウグメ
1932年 長崎県
しけの晩に船を乗り出すと、突然目の前に島が現われることがある。凪であるのに、風を受けて疾走している船があれば、船幽霊であるという。このような海の幽霊を、ウグメともいう。
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ハゲダヌキ
1977年 高知県
ジョウノオキという谷にハゲ狸が住んでいた。今度屋島に棲家をかわるので、寺に挨拶に行き、和尚にいつも御世話になったからといって源平合戦を見せてやると言い、和尚に本物そっくりの源平の戦を見せた。この狸は讃岐の寺に行き仲間を集めて腹鼓を打っているという。高松市のある寺にも狸がいて、和尚が旅行するとどんなに混んでいても汽車の座席をひとつ確保してくれるという。
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ヘビ,イタチ
1965年 高知県
タマガラの木の上で蛇とイタチが合戦をしたことがある。蛇が木の上にいたところに、イタチが登っていって、枝のところで合戦をしたのだという。
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(ミガワリダイシ)
1973年 愛知県
話者が子をお授けして頂きたいと一心に念じたら、四年目に一子を授かった。
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