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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

テング
1976年
元来天狗とは星、夜叉飛点、山神、獣、山魅(こだま)、寃鬼(ゆうれい)のことであった。今天狗というのは天魔のことである。

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テング,コダマ
1979年
こだまとは天狗のことである。
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フネユウレイ
1975年 愛媛県
大抵の人は舟ゆうれいを見るという。舟になったり汽船になったりして、舟の先へ出る。舟ゆうれいをよけると、また先へ出る。舟ゆうれいをよけると、また先へ出る。汽船の舟ゆうれいは大変美しいが、音が少しもしない。
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テング
1988年 長野県
山には天狗が出る。
類似事例

テング
1985年 愛媛県
天狗座敷、天狗松、天狗宮があり、天狗が出るといわれる。
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テング
1984年 山梨県
天狗松の主は天狗だった。
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テンマ
1955年 山形県
5月5日には節供代といって、田を掻いてはいけない。天魔の声を聞いて馬が暴れるという。また7里四方の宝が集まるともいう。この日に田掻きをした人は菅の峠の茶屋まで天魔を送って謝ってこなくてはならない。馬には天魔除けに耳に赤い布をかぶせる。
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ユウレン
1975年 滋賀県
幽霊のことを、ゆうれんという。
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キ,ユウレイ,エンキ
1975年
人が死んで魂魄がまだ散じる前は、寃鬼となって人間の目にも見える事がある。それを日本では幽霊と呼んでいる。寃鬼が見える時は雲や霧のようだが、雲霧も天地の気が集まったものであるのと同様に、寃鬼も気が集まっているので見えるのだという。また、死んで長年経ってから見えるのは狐狸の妖怪である。
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ヤマオトコ,テング
1915年 徳島県
山で声が反響するこだまは山男が口真似をするのだと言っている。失踪した子供が数日経って帰ってくることを、天狗様に攫まれていたのであろうと言うことがある。そのため天狗様という綽名で呼ばれていた子供がいた。
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テング
1976年
今いわれている天狗は500~600年前に僧が言い出したのものであり、夜叉飛天を天狗というものにもとづいて魑魅魍魎を天狗といっていたのが転じて放漫、破戒の者などを天狗つき、また天狗と名付けたためにできたもの。
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セキレイ
1957年 愛知県
せきれいをいじめると馬に祟りがある。ある人がせきれいの子が落ちていたのを保護してやったら、そのあと牛が高い所から落ちたとき、けががなかった。せきれいが礼をしたのかもしれない。
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テング
1982年 群馬県
山の神は天狗。
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テング
1974年
天武天皇の御世にも星が東方に落ちたこと、天平7年5月に星が乱れ飛んだこと、宝亀2年に星が西南に落ちたことなどは、火気の仕業を真似て天狗が怪しい様を見せたのであろう。
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コリ
1927年 大阪府
人を魅わす狐や狸がいる。
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テング
1993年 群馬県
修験道の道場でもある武尊山には天狗がいる。大天狗、小天狗の祠があり、天狗屋根や天狗岩もある。
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ヤシャ
1919年 島根県
漁師を俗に夜叉という。もとは他と縁組しなかった。夜叉とは鬼のことであり、山間の住民を鬼と称していた。鬼が恐ろしいものとなったのは後世の思想で、ただ山人の呼称であったのだろう。海岸住民にもこの名があって、出雲ではそれを夜叉と翻訳したらしい。
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テング
1988年 長野県
道に天狗が出る。
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オレイサン,タタリ
1991年 愛媛県
庄屋の家のおれいさんという子守りが子どもを井戸に落として死なせてしまった。おれいさんは怒った主人に井戸に落とされて殺された。その後、庄屋は祟られて具合が悪くなったので、れいさんを諏訪神社に祀った。
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キツネ,タヌキ
1922年 徳島県
狐や狸の毛皮をもっていれば魅かされぬと言って守り袋のなかに一緒にいれた。また、狸と狐の肉を食えば魅かれぬとしてその肉を食べたこともあった。
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テングノタカワライ,タカワライスルコエ,テングノヒトコエワライ,テングワライ
1982年 新潟県
山仕事にいったり、山道を歩いているときなどにとつぜん、アハハハハと一声、とてつもなく大声で高笑いする声が聞こえてくる。その声が山に大きくこだまするという。天狗の一声笑い、天狗の高笑いなどといわれている。ばかげた大笑いをする人を、天狗笑いをする人だなどというのはこの天狗の高笑いからきている。
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テング
1980年 和歌山県
大きな松の木に天狗が出たという。天狗松と呼ばれる。星山橋の近くにも天狗がいたという所がある。
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