ヤ,(ゾクシン) 1967年 広島県 弓祈祷は女人禁制の祭である。女性は祭の数日前から当日の午後まで境内にはいる事を許されないという。もし入ると、祭の日に矢が当たって死ぬといわれている。
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ボンミチカリ,〔セイレイ〕 1991年 愛知県 三河で七日に行われるボンミチカリでは、山から精霊が来ると信じられている。
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キツネノヨメイリ,キツネビ 1930年 愛知県 東三河地方における、狐の嫁入りを見る方法や狐火の特徴に関する地域別事例報告。
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オニ 1984年 佐賀県 佐賀県南西部藤津郡の竹崎地区では正月5日から6日にかけて修正会鬼祭が催される。裸祭あるいは鬼祭ともいわれる。竹崎地区の未婚の未婚の若者男子は「鬼之忌屋」という若者宿に入り、既婚男子は宿老宿に入る。若者組からは4名の鬼副(オンゼイ)が選ばれる。追儺の行法の鬼追い、童子舞などに特色がある。
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カモ,カリ,ヘイケガニ 1983年 山口県 長州豊浦郡の亀山八幡宮で毎年3月14日・15日に豊浦祭があるが、その祭の前後3・4日の間は鳧や雁は飛ばず、平家蟹は赤間関の海辺に上がるという。他の日にはこのようなことはないらしい。
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アンザノサカ 1974年 愛知県 三河一宮の砥鹿神社への道途中にアンザの坂という場所がある。ここでは首を吊った人がぶら下がっていたのが見えたという。
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カッパ 1967年 福島県 河童はきゅうりとの関係が深く(かっぱきゅうりなどという)、6月15日の天王祭とも結びついている。
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オンナノヒト 1959年 東京都 三河島の辺りをタクシーが通ると必ずヘッドライトの中を同じ女の人の姿がスーッと見えるという。
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カワソーマツリ,カワソウ 1970年 佐賀県 3月から4月に佐賀平野を中心に川神祭が行われ、カワソー(河童)祭、ヒャラン(入らぬ)さん祭、オチラン(落ち込まぬ)さん祭と呼ばれる。河童の大好物であるナマズやキュウリ、ナスなどの絵を紙に書いて供える。佐賀市松原神社には、全国でも例がない、鉢巻きをした河童の木像がある。
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カッパガミサン 1956年 宮城県 6月15日の河童祭の日には、八雲神社・磯良神社・牛頭天王神社などで水祭を行う。神前や川・堀に住む河童に胡瓜を供えた後でなければ胡瓜を食べないという。子供らは河童神社から守札を請けてから水浴びする慣習であった。磯良神社の河童膏薬は手足の捻挫に効果があるという。
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オニ 1991年 宮崎県 角がある異形の鬼八の首を、ある親子が跳ねて土に埋め、鬼八の美しい妻を連れ帰った。鬼八の首は地中で生き続けて祟り、妻を奪われたことを嘆いた。里人が一年に一人ずつ女を鬼八に差し出すと収まり、やがて鬼八の力も弱まっていった。
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テング 1972年 石川県 5月の初旬に天狗祭をする。天狗の造り物に袖のある大きな夜着を着せるのだが、ある村で産婦の夜着を用いたら、大風となって騒動になった。その後その村では天狗祭をしなくなった。
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ショウガツカミサマ 2000年 徳島県 正月15日の小正月に、左義長といって、注連飾りなどを神社の境内に集めて燃やす。その煙に乗って正月神様は帰るという。また「どんど焼き」とも言う。
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テング 1956年 埼玉県 天狗は山の神である。初山祭の際には盛大に祝う。山仕事に就く人の安全を願う信仰がある。天狗祭(テンゴー祭り)は、子供が行う。
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オニ 1935年 長崎県 正月7日、この日に鬼が年をとるという。
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ツバ,キツネノヨメイリ 1935年 愛知県 三河では狐の嫁入りを見るのに井戸へ唾を吐いて、その後に指を組み合わせてその穴から覗くという。
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カッパ 1966年 静岡県 6月15日の祗園祭の日に川に入ると河童に尻っ子を抜かれるので、川に入ってはいけない。
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ヤマノカミ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 6月9日には山の神祭をするという。山の神は部落と部落の間の大木の元に祭ってあり、この木を切ると悪いといわれている。毎月9日が山の神祭で行事はないが、お杣さん(きこり)は山へ入らないという。
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キツネ 1980年 秋田県 ある男が法事の帰り、田んぼで四つんばいになって稲の切り株を抱いて「名古屋のあねさん、名古屋のあねさん」と言っていた。狐の仕業。
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フイゴマツリ,タタラマツリ 1973年 富山県 11月8日をふいご祭とか、タタラ祭といって、鍛冶屋の祝いが行われる。この日の卯の刻に天からタタラが降ってきたと言われている。
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サギチョウノモチ 2000年 徳島県 正月15日の小正月に、正月飾りを燃やす左義長の火で、神に供えた小さい餅を焼き、家族で分け合う。この餅を食べると家族が健康であるという。この餅は左義長の餅という。
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