国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オニ
1990年 山梨県
節分の時にジグ(あぶら虫)のクチヤキといって、ジグをあぶって入口の戸口につるす。そうすると、鬼が来たときに「自分より強いのがいるのか」といってびっくりしていつのまにかいなくなる。

類似事例(機械学習検索)

ジグローサマ,ヤブガミサマ
1968年 佐賀県
ある家ではジグロー様を祀っている。1865年ごろに家を建てた際、元々ジグロー様があったとは知らずに建てて咎められ、祀るようになった。ジグロー様は藪神様らしい。
類似事例

ジグロサマ
1968年 佐賀県
ジグロ様はよく咎める神様。赤飯、味噌汁、なますをお供えしなくてはならない。
類似事例

オニ
1966年 新潟県
昔は鬼が正月にやってきて、12月に帰って行った。鬼が節分にやって来たとき、家の前に箕を置きっぱなしにしていたところ、鬼は逃げ帰った。以来、節分には家の入口の柱に箕や米通しを掛ける。
類似事例

ウシオニ
1985年 和歌山県
節分の晩に牛鬼が山から下りて来るので、それが通るのが分かるという。
類似事例

オニ
1981年 和歌山県
鬼が悪戯をして困るので、人間たちが「節分は一番静かな夜なので来てください」と言った。節分の日に鬼が来たら、軒下にジャコをハゼの木の割ったものが刺してあったり、戸口から石を投げる大きな音がしたりしたので、一番静かな日がこれでは普段はどんなに恐ろしいだろうと思い、鬼はこなくなった。
類似事例

ヒトツメノオニ
1973年 香川県
節分の前の晩は戸を閉めてヤガイの餅をつくという。節分には一つ目の鬼が来るという。
類似事例

キツネ,(ゾクシン)
1976年 山口県
あぶらあげを持っているときは、明るいうちに戻るものだという。
類似事例

オニ
1992年 宮崎県
節分の夜には鬼が来て眠りを奪うから。寝床の場所を変える。戸口にヒイラギとイワシを挿したりもする。
類似事例

ヤギョウサマ
1939年 徳島県
節分の晩には、夜行様という鬼が来る。これは一つ目で髭の生えた鬼だという。
類似事例

(ゾクシン)
1974年 山梨県
はやり病が出ると、戸口へスルメイカをつるす、などの呪術に関する俗信。
類似事例

オニ,セツブン
1915年 香川県
節分の日、男は鬼の面をかぶって戸口に外に立ち、女はお多福の面をかぶり連れ立って家々を廻る。お多福が家に入ると鬼も入ろうとするが、お多福は鬼が入るのを制し、そしてその家から米や銭をもらう。家では鬼を防ぐために柊と鰯の頭を戸口にさしておく。
類似事例

オニ
1970年 鳥取県
昔、鬼が出て人を食ったりして暴れていた。鬼が出る雪の晩、若い娘が宿を求めてきたので泊めてやり、鬼の話をしたところ、娘はヒイラギの葉を戸口に打ち付けて豆を撒いた。すると鬼は逃げていった。翌朝、娘はいなくなっていた。神様であったという。
類似事例

オニ
1972年 三重県
節分の夜に出歩くと鬼に遭う。
類似事例

ウシオニ
1985年 和歌山県
2月の節分のヒヤクの晩に牛鬼を見た。牛鬼に見られたら死ぬと言っているので、節分の晩は皆早くから戸を閉めて寝たらしい。
類似事例

ミサキ
1965年 高知県
同じ場所で何人も死んだり、仏になれずに迷っている死者が固まっていたりしているときなどを、「ミサキがびっくりして漁ができない」という。
類似事例

ヤギョウサン
1938年 徳島県
節分の晩には、ヤギョウサンという鬼が来る。これは一つ目で髭の生えた鬼だという。お菜のことをいっていると、毛の生えた手を出すともいう。
類似事例

オニ
1993年 静岡県
節分の晩、子供の頭にすり鉢をかぶせる。鬼が来るからと言う。
類似事例

オニ
1977年 長野県
狂言「節分」では蓬莱の島から来た鬼が家にやってきて、女性にだまされ隠れ蓑を巻き上げあられてしまい、豆を投げつけられる。鬼は霊山から来るというのは現在とは違っている。蓑虫伝説との関係があるのではないか。
類似事例

オニ
1977年 和歌山県
春日神社の神官である坂本家では、節分にも鬼やらいをしないという。これは、先祖が丹後からこちらに来る途中に山賊や海賊に襲われたのを鬼に助けてもらったからだという。
類似事例

(ゾクシン)
1986年 埼玉県
夕方にあぶが出ると天気が変わる。
類似事例

オニ
1958年 東京都
馬引沢ではヨウカゾウの晩に鬼がやってくる。鬼が籠の目を数えているうちに鶏がトキを告げる。それが「トッテ クー」と聞こえるので、鬼はびっくりして逃げるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内