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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シリョウ
1975年 愛媛県
死後7日目に死霊が来るといい、死人が寝ていた畳の下に青笹をしいておく。すると死霊がきても、もう青笹の原になってしまっているといって帰る。

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シリョウ
1976年 大分県
死霊が憑いた場合には、その墓へ行って、一週間水を掛けて落とすという。
類似事例

トリノアシアト
1975年 香川県
6日の夜に死霊が訪れてくると考えられており、仏壇の横に小さな膳を置き灰をならしておくと鳥の足跡がついているという。
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(ゾクシン)
1973年 三重県
葬送に関する俗信。人間が死ぬと、犬・猫・蝶・とんぼに生まれ変わる。だからこれらが家の近くに来ると死者が来たといい、とることを禁じられているという。葬式で着た着物をすぐにしまうとまた葬式があるといい、少し間をあけてしまう。人間が死んで七日経つと、その魂は善光寺へ行くので、死後一週間以内に善光寺へ行くと死者の声が聞けるという、など。
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ユウレイ
1988年 長野県
死者の霊が幽霊となって出てくる。幽霊は女の姿をして現れる。それは髪を乱して白い着物を着、両手を前にだらりと下げており、そして足はないのだという。それが現れる場所は柳の木の下である。
類似事例

ユウレイ
1987年 長野県
幽霊は,死んでもうかばれない時に,白装束で額に三角の紙を張った姿で,墓地や柳の下に出る。
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(ゾクシン),レイ
1998年 静岡県
墓から帰るときに、最後にしっかり線香をあげないと霊がついて来る。
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フウライミサキ
1975年 香川県
棺穴を掘るとそこに無縁仏の霊が入り込まないように青竹を斜めに渡す。
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シシャ
1958年 香川県
人が死んで六日目の夜は八寸膳に灰をならしておく。葉をつけた竹に白い布をつり、膳にくくって仏前に置く。すると七日目の朝、灰にアシメ(足跡)があるという。これは霊がかえった印である。また、アシメのもの(鳥や鼠)に死者が生まれ変わるとも言う。
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(ゾクシン),ネコ,アクマ
1933年 秋田県
臨終後、二十四時間を過ぎる迄は床に寝かしたままで枕元に逆さ屏風を廻はし、「シカ」という紙製の花を供える。「シカ」は「シキミ」であろう、同時に枕元に刀を置く、これは悪魔が死者の体内に入るのを防ぐためである。昔の傳へでは猫が死人の体内に入って死人がムクムクと起き上がったといわれている。
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タマシイ
1929年 長野県
身内が死んだとき、その家の仏壇を深夜ガタガタ言わせる。恐ろしいと思っているとそのうち死んだ知らせが来る。魂が来るのである。
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タマシイ
1944年 山梨県
死の3日前には魂が抜け、親戚宅に寄ってから寺へ行く。この時、戸を開く音や勝手元で茶碗がガラガラする音が鳴る。また、魂が寺へ行くときは、青い火を曳くとも言われている。
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タマシイ
1977年 和歌山県
死者の魂は、亡くなる前日の晩に実家の寺に入るという。女性の魂は台所から、男性の魂は表から入るという。
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タマシイ
1977年 山形県
死者の近親者が、死ぬ2、3日前に魂がよびにくるといい、夜玄関に魂が来ることがある。
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ユウレイ
1989年 長野県
人から恨みを受けて死ぬと、幽霊になって出てくるという。白い着物姿でふわりふわりと出てくるという。墓の近くの竹やぶや柳の木の下に出てくるという。
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ネコ
1971年 茨城県
死者は北枕で西向きに寝かせ、六枚屏風を立てて枕元か蒲団の上に、箒か短刀を置く。死者が起き出さぬ様にとか、死者に猫の魂が入ったときに箒でひっぱたくためにするという。だから普段は箒で人叩いてはいけない。
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ヒトダマ
1986年 埼玉県
人が死ぬ前には、その人の家の屋根の棟から人魂が出る。人魂は一間くらいの青火の尾を引き、死者の家人には見えない。死ぬ二ヶ月くらい前から大きい音がして火の玉が出る。すると人はポーッとして、やがて死ぬ。
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マブイワカシ
1975年 沖縄県
死後三日目に家族や近親のものが集まり死霊と生霊のお別れだといって魂別れをする。
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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
中山部落では、埋葬後7日後まで墓参りを続ける。そして7日目に先祖に死者を引き取ってもらう意で椎木に死者の氏名を書いて枕元に立てる。これは死者を他の先祖の方へ迷わせないためであるという。
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ネコ
1980年 新潟県
人が死ぬと茶の間の神棚の下の畳をはぐり床板の上に藁をひいて藁の枕をさせ、北向きに寝かせる。この時、神棚は戸を締めて白い紙を張っておく。猫が死人にかまうと言って鉈や出刃包丁のような刃物を枕元に置く。
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ユウレイ
1989年 長野県
無理に死んだ人の霊が迷って幽霊になって出てくるという。あるいは成仏できない死人が幽霊になって出てくるという。坊主の姿や娘の姿で、人が死んだ場所や家族の枕元に出るという。
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