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検索対象事例

トキビ,ホトケサマノトシトリ,カラス
1995年 新潟県
新潟県では一月十六日に精進料理を作り、一人分を烏に与える。もしこれを食べないと、不幸があるという。反対に食べれば今年の作が良いという。

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ボン
1965年 岩手県
七月十六日は盆の中心日で、この日一日は精進料理を食べ、「仏送り」がすめば両親のある者は生臭いものを食べてもいいという。
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カラス
1968年 青森県
旧正月十六日に烏が止まった家の人は死ぬ。
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ナナクサガユ
1965年 岩手県
一月七日に七草粥を食べると、病気にならないという。
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イッパイトキ
1995年 新潟県
一月十六日には朝飯を一杯しか食べない。山で雪に埋もれた九人のうちで、「一パイトキ」したものだけが飛び出して助かったという話がある。
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トロロ
1965年 岩手県
一月二日にとろろを食べると中風にならないという。
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サクガミサマ
1982年 新潟県
2月15日の晩に「二月の十六団子」という16の団子を一斗枡の中に飾り、神前に供え、翌朝、小豆に入れてみんなで食べる。食べる前に空臼を鳴らす。「杵の音で作神様が天から下りてくる」という。秋は「十月の十六団子」といって、15日の晩に十六団子を作って一斗枡に入れて神前に供える。この時は杵の音はさせない。臼の上に杵を上げておく。それを台にして作神様は天へ上って行くといわれている。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
親戚などに不幸があった場合は、そこの飯を食べて出て行くと、猟が良いといわれている。
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カガミモチ
1965年 岩手県
一月五日に食べ残った鏡餅は、おみだまと一緒に藁で編んで乾燥させる。これを腹痛の時に焼いて白湯に溶かして食べると治るという。また、六月一日の「歯固め」のときに食べると丈夫になるという。
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(ゾクシン),カラス
1933年 栃木県
烏があんまり鳴くと人が死ぬという。
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キツネ
1984年 山梨県
狐に憑かれるとたくさんものを食べるようになるが、食べても食べても痩せていくという。
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ナキゴエ
1940年 山口県
動物に関する俗信。犬が長鳴きをすると、村に騒動があるという。火事の前には鼠がいなくなるという。烏の鳴き声が悪いと、死人が出るという。人が一人死ぬ度に烏が一羽死ぬので、それを悲しむ烏が死期の近い人が在れば鳴くという。烏が棟に止まって鳴くと、その家かあるいは親族内に凶事があるという。
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キツネ
1990年 大阪府
信太山から大和へ狐が嫁に行った。茶屋で休んで婚礼の料理を食べたが、この料理は庄屋の婚礼の料理だった。なぜかというと、消えた庄屋の料理の数と婚礼の行列の数が同じだからである。
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シゴ,カラス,マクラダンゴ
1999年 青森県
青森県八戸市付近では、死後すぐに団子を作って供える。葬列と共に運ばれて、墓上に置かれる。これを烏が食べてくれないと、死人が続くといって気にした。
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(ゾクシン)
1923年 三重県
三重県でも烏鳴きが悪いと死人が出ることがあるという。
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ヨシトモノタタリ
1975年 愛知県
師走二十八日に義朝が逃げて野間村を通る際、餅が搗き上がるのを待てず蒸し米の状態で食べた。翌年になって村民が餅を食べると疫病が流行した。これを義朝の祟りとして正月には餅を食べず、一月十五日に蒸し米に煮豆を添えて食べるようになった。
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(ゾクシン)
1983年 茨城県
烏に関する俗信。烏の鳴き声でカワリゴトを知ることがある。鍬入れの時にえさを撒いて「カラス、カラス、カラス」と呼ぶ。3つおこしたウネのうち、烏が1番上を食べると早稲があたり、2番目を食べると早稲、3番目を食べると晩稲があたる。人が死んだとき、墓の供え物を烏が食べるとよい。
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ナナクサガユ
1965年 岩手県
一月七日に七草粥を食べると、一年中お腹が空かないという。
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(ゾクシン)
1973年 香川県
年中行事に関する俗信。5月16日は殺生日で殺生をしない。また牛を出すと日照りになるので出さないという。八朔が終わると、団子の粉などで作った馬をこわし、近所や親類に配って食べるのだが、これを食べると身体が良くなるという。また、これを食べてお灸をすると、丈夫になるともいう、など。
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ニンギョ,コウシン
1960年 大分県
お庚申の祭りを始めた東方朔に2人の仲間ができた。その1人の家に招かれると赤坊を料理していて怖がって1人は帰ってしまった。家の主人は庚申で、料理したのは人魚で、食べると長生きできるという。東方朔は3人分食べて9000年生きたという。
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エビスサマ
1973年 富山県
一月二十日はエビス様が再び北海道へ稼ぎに旅立ちされる日だという。
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マクラダンゴ
1999年 新潟県
枕団子には力があると信じられ、新潟県では長生きした死者への枕団子は、何度作っても捕られてしまう。これは人々が長寿を願っているからである。
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