国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは、真夜中に囃子の音を響かせる。戦争の時にはこれが響いたので勝ち、第2次世界大戦の時にはならなかったので負けた。

類似事例(機械学習検索)

テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマが入ってこないように新築を建てた後に、魔除けをする。そうしないとテンゴサマが音を立るので、寝られなくなる。
類似事例

ケンムン
1993年 鹿児島県
ケンムンに相撲で勝つと、次から次へと別のケンムンが現れて、人間に勝つまでぞろぞろ出てくる。
類似事例

アマゴイ
1967年 福島県
相馬郡内だけで20に近い神社で雨乞いをしたと記録されている。第2次大戦後もわずかながら行われたらしい。
類似事例

ヤマワロ
1953年 熊本県
第二次世界大戦中、八代郡の山中に米軍機が墜落した。この警戒にあたった住民たちの焚火の中にヤマワロが現れたという。
類似事例

タヌキ
1937年 大阪府
夜、狸の棲み家から、地車の囃子の音が聞こえてくる。
類似事例

ヤマバヤシ
1956年
深夜の山中に神楽囃子の音がする。狸の仕業という。
類似事例

ケンムン
1977年 鹿児島県
ケンムンが相撲を取ろうと挑戦してきた時は負けるとよい。勝ったりすると、とんでもない災難を受ける。
類似事例

タヌキ
1937年 大阪府
昔、下水道に狸が棲んでいて、地車囃子の音が遠くなったり近くなったりして聞こえたことがある。しかし、筆者は、遠くの囃子の音が、下水道を伝わって届いたので、不安定に聞こえただけに過ぎないと考えている。
類似事例

オト,テング
1951年 山梨県
正月十四日頃山のどこかから鼓笛の音が響いてくる。人が近寄ろうとすると止み、別のところで鳴りだす。桶の底を叩くような音で、狸囃子と似ているため、人々は天狗の能囃子と呼んでいる。
類似事例

メドチ
1966年 青森県
沈みきった世の中になると、オガラカの河童は世直しおどりを始め、その音が湖水一面に響く。その音を聞くと豊年になるといい、昭和40年8月27日の明け方にその音が響いた。
類似事例

(ゾクシン),カベ
1998年 静岡県
夜中の十二時に白い壁に当たると知らない世界に吸い込まれてしまう。
類似事例

ケンムン
1999年 鹿児島県
ケンムンは子供のような格好で、夜に相撲を取りに来る。人間が勝つと仲間が現れるので、必ず負けてやるのだという。
類似事例

テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは天井裏で騒ぐが決して姿を見せない。その物音が聞こえなくなるとその家は衰えると言われる。
類似事例

スガタミノカガミ
1948年 新潟県
牛馬などを洗ってはいけない堤があり十二王の形をしている。真夜中にこの辺りでお囃子の音が聞こえる。足元の池を見てみると、神々の集会が集まって酒宴を催している。それ以来、この堤は大事にしている。
類似事例

シノヨチョウ(ゾクシン)
1976年 宮城県
真夜中に戸がガタンと鳴ったり、何かが倒れたような音や戸が閉まる音が聞こえると人が死ぬ。
類似事例

テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマは、夜道を歩いている人の後をつける。高い鼻が見えるので恐ろしくなるので、念仏を唱えたり、急に信心深くなる人もいる。
類似事例

キジョ
1940年 新潟県
怨死した弥三郎の祖母は、鬼女になっている。山が動くような風を起こしたり、地鳴りを響かせたりする。
類似事例

テング
1990年 富山県
天狗が戦争に行くこともある。神隠れしていた男は、戦争では天狗が敵の撃った弾を投げ返してくれたので助かったという。しかしその時に天狗に本当のことを言うなと口止めされた。
類似事例

クダン
1952年 広島県
牛が人面牛身の化け物を産むことがある。クダンと言い、生後1週間ほどで死ぬが、それまでに重大な予言を残す。予言は必ず的中するそうだが、第二次世界大戦の初頭、クダンが「3年後には日本の勝利で終わる」と予言したという話を覚えている。
類似事例

(フホウ)
1986年 埼玉県
人が死ぬ時は、戸をたたくような音がする。男が死ぬ時は家のトボグチ(玄関)、女が死ぬ時は流しで音が聞える。
類似事例

テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマはお金をよく使う。1回借りるとそれを返すためにまた別のところから借りるのである。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内