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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ツキモノ
1965年 和歌山県
つきものにつかれたら、布団の下にビワの実を置けばよい。

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カザケ,ツキモノ
1965年 宮崎県
オフドウサンという祈祷師は、カザケやつきものをとってくれる。瓶の中に水を入れ、四国のお千度札を入れて剣でかき回すと、つきものの正体が見え、つきもの持ちの人も知れるという。
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ビワ,キュウリ
1960年 愛媛県
昔、村に疫病が流行ったため広島県の鞆の浦の祇園様に願をかけてビワとキュウリを作らなくなったところ、病気がよくなった。数十年後、再びビワの木を栽培しはじめたが病人や死人が出たので、また願をかけた。以来、ビワとキュウリは作っていないという。また、6月15日は祇園様の命日なので、キュウリを食べてはいけないという。
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ヤマノカミ
1935年 岐阜県
山の神に藤の蔓はつきものになっている。
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ナキフトン
1935年 沖縄県
夫婦が、就寝中に死亡した息子の布団を、妹夫婦に譲った。その布団は質に流れ、ある夫婦がその布団を使っていたら、幼児の鳴き声がしたので、蹴飛ばした。しかし布団は振動し、鳴き声も続くので、妻は発狂してしまった。
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タニ,ガキ
1974年 奈良県
池津川から立里の荒神さんに参る道に多くの死人が出て、これにつかれることをタニにつかれた、またはガキにつかれたと言う。
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ツキモノ(ゾクシン)
1975年 静岡県
憑きものがついたら、布団の下へミョウガを入れる。
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フジノミ
1970年 岡山県
2月5日は藤の実が走る日。その実が人に落ちるとその人は患ったり死んだりする。
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ネコ,マモノ
1964年 福島県
猫や魔物に魂を入れられないために、死人の布団の上に刃物と箒を置く。
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ヨナキノマジナイ,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
鶏の絵を描いて布団の下に敷いて寝ると、夜泣きが治るといわれている。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人は病気になった。
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キツネ
1995年 群馬県
病人が寝るときは狐が出入りするように、布団をあけておく。狐によって死んだ人の横っ腹には穴があいていて、布団のしたは毛だらけになっている。
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ホウキ
1974年 茨城県
死者が出ると布団の上に箒を置く。このため、普通の日に箒で人を叩くと死人が出る。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人は大騒ぎをした。
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キツネ
1977年 青森県
狐につかれたら「南無阿弥陀仏」と唱えると狐は逃げる。また、その場に座り込んでじっとしているのもよい。歩くととんでもないところに行ってしまう。
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シニンガダンゴヲタベル
1995年 福島県
枕経を始めると死人の寝ている布団の中から白い手が伸びて前机の団子を布団の中に引き込んで食べる音がした。実は死人の幼い子供を一緒に寝かせていた。
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クダギツネ
1988年 長野県
クダギツネが人についたことがあり、つかれた者は大騒ぎをした。
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キツネツキ,ミサキ
1959年 岡山県
ある男が漁をしているときに、遭難した船に祭ってあった神田稲荷が網にかかり、憑いたという。その男の寝ている布団はは狐が憑いたために布団がプクッとふくれていたという。この狐を追い出すために神田稲荷へ小豆飯と油揚げをお供えし、お参りすると、男が寝ている布団は狐が出たのでぺしゃんこになっていたという。
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キツネ
1988年 長野県
きつねが人についたことがあり、つかれた人は大騒ぎをしたり、病気になったりした。
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キツネ
1963年 福島県
埋平では夜泣きをすると狐につかれたといい、みのを逆さにして裏戸につるすとよいといわれる。
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ザル,ダル
1965年 和歌山県
山仕事で山に居るとき、全身がだるくなることがある。これをザルにつかれた、またはダルにつかれたという。御飯を一口食べるか、米という字を手のひらや紙に書くと治る。
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ツキモノ,オイナリサン
1961年 和歌山県
つきものは、お稲荷さんが憑くという。気が違ったり、ふらっとしたりする。海南市のお稲荷さんという女の人に拝んでもらうと治る。
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