国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ドロカケジゾウ
1922年 宮城県
5、60年前、田植えのときに人手不足で困っていると、一人の童子が来て手伝った。見ると、地蔵堂の御本尊が泥まみれになっていた。

類似事例(機械学習検索)

オコナイサマ
1971年 岩手県
田植えの人手が不足していると小僧が出てきて手伝ってくれた。オコナイ様だという。
類似事例

ドロダラケノモクゾウ
1922年 岩手県
今から5代前、小友村のある家が人手不足で農業が遅れて困っていたとき子供が来て手伝ったが、夕方にはいなくなった。仏壇を見ると木像が泥だらけになっていた。上郷村のある家のオシラ像がにわか雨のときに、干していたものを取り込んでいたという話もある。
類似事例

ブツゾウ,コゾウ
1979年 岩手県
柳玄寺にある仏像はもと松崎村中井家の本尊だった。ある年中井家の隣家より出火した時、何処からともなく1人の小僧が現れこれを消し止めた。無事を感謝し御本尊に合掌すると本尊の手が黒焦げになっていたという。また田植えで人手が無く困っている時にも1人の小僧が現れ手伝ってくれたが、その足跡を追って行くとこの仏像の仕業だったという。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
田植えの手伝いを頼む人が見つからずに困っていた人が、山中で「人が足りず困った」と言いながら通ったら、以前助けてやった狐が田植えをしてくれ、その年は豊作になった。
類似事例

タウエジゾウ
1948年 静岡県
ある年、旱が続いて田植えが遅れたことがあった。雨が降って田植えをしようと田に行くと、一夜のうちに田植えが終わっていた。その年の開帳のとき、本尊の地蔵の足に泥がついていたので、お地蔵様が田植えをしてくれたのだといわれた。
類似事例

タウエジゾウ
1986年 埼玉県
忙しい時、田植えを手伝ってくれた。
類似事例

タウエジゾウ
1986年 埼玉県
忙しい時、田植えを手伝ってくれた。
類似事例

タウエ,ジュウオウドウ
1971年 岩手県
田植え時に傷寒という熱病で田植えができないでいると、ある晩大変にぎやかで大勢の人が働いている気配がしたが、翌朝一晩のうちに苗が植えられており、十王堂が泥まみれだった。
類似事例

ダル
1957年 和歌山県
大と小川の境に地蔵が祀ってある。5,60年前にここでダルに憑かれた人がいる。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
田植えの手伝いを頼む人が見つからずに困っていた人が、子どもが狐をいじめているのを逃がしてやったら、狐が田植えをしてくれて、その年は豊作になった。
類似事例

イナクナッタヒト
1989年 山梨県
5,6年前にはやった話。踏み切りのちょっと下に人が立っていて、人が来たら消えた。
類似事例

カッパ
1954年 岐阜県
神様が戦をするとき、人手不足を補うのに、草人形をつくって1本の棒を通して手にした。用が済んだとき、水に入ってそこらにあるものを食べろといったが、その中には子供も入っていた。それでいまだに河童は悪戯をするのだということになっている。
類似事例

オトコドウジ,ホトケサマ
1971年 岩手県
田植えを間近にひかえて産婦ができ、田掻き馬のサセドリをするものがいなくて心配していると、どこからか14、5歳の男童子があらわれ、手伝おうと言った。この童子が仏様であった。
類似事例

フネ,ムカエ
1990年 高知県
人が死ぬときにはきれいな船が迎えにくる。20年ほど前、6歳ぐらいで子どもが死んだときの話である。30年程前、30あまりの男の人が死ぬ直前に「きれいな船が迎えにきた」といって息を引き取ったという話もある。
類似事例

ハナトリジゾウ
1969年 福島県
鼻取地蔵は、田植えのときに小僧に化けて鼻取りを手伝ったことからその名がついたという。その地蔵堂の下の田は地蔵様の田といって、肥料も馬も入れない。
類似事例

イニンビー
1975年 沖縄県
夫が妻を脅かそうと、痴漢のように襲った。そのときに妻は夫を殺してしまい、気付いた後で自殺した。それが遺念火の由来である。20時~22時ごろによく見たというが、50~60年前から見えなくなった。
類似事例

ジゾウサマ
1982年 宮城県
地蔵様の別当をしている家で、田植え時に家中が病人になって困っていたら、知らない人が来て別当の家の田植えをしてくれた。不審に思っていたら、地蔵の足に泥がついていた。地蔵様が田植えをしてくれた。
類似事例

タヌキ,キツネ
1931年 青森県
地蔵堂から山に1町ほど入ったところに別の小堂があって、何体か石像がならんでいる。ここは賽の河原と呼ばれている場所で、地蔵堂がなかったころは狐や狸が通行人を誑かして困った場所であった。ここで誑かされた人間はまもなく死ぬので、供養の為に地蔵堂が建てられたといわれている。
類似事例

カッパ
1978年 東京都
天明5年、麹町飴屋のある心正直な者のところへ夕方、童子が来て戯れた。飴を与えたら毎夕方来るようになったので跡を付けると、童子はお堀の中に入っていった。さては河童かと驚いていると、ある日童子が来て見たことの無い銭を1枚くれて、それ以来来なくなった。
類似事例

ネコ
1932年 長野県
50~60年前、お稲荷様に毎日20人ほど参詣し、その人たちを一匹の黒猫が歓迎した。猫が老衰したとき、参詣者のひとりである亀吉が家につれて帰り、かわいがった。その後、お稲荷様をお猫山と言うようになり、その土を持ち帰ってまくと鼠が出なくなると言われている。
類似事例

(ゾクシン)
1972年 千葉県
田植えに関する俗信。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内