国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

イナリガミ
1983年 長野県
ねずみは蚕や繭の大敵であり、稲荷神がその害を除いてくれると信じられていた。

類似事例(機械学習検索)

ネズミヤクシ
1986年 埼玉県
農家の人が信仰すれば、ねずみの害をまぬがれることができる。
類似事例

キツネ,イナリサマ
1988年 茨城県
狐は殺してはいけない。稲荷様のお使いだから祟る。狐の祟りで家が潰れることもある。
類似事例

キツネ
1995年 長野県
稲荷神社から狐を借りると、その狐が蚕を運んでくる。
類似事例

ヤマズミヒメ
1973年 全国
虫除けには、蛇などを支配する「山ずみ姫」に知らせるぞなどと言ったりする。
類似事例

キツネ
1980年 秋田県
狐を生け捕った人が狐に憑かれて、おかしくなった。お稲荷様が来て「狐を逃がせば治る」と言ったのでそうしたら、その通りに治った。
類似事例

(ゾクシン)
2002年 福島県
いわき市草野の字絹谷にある諏訪神社には、蛇が描かれた小絵馬が奉納されている。蛇は蚕の天敵である鼠を退治してくれるので、蚕の安全を願ったものであろう。
類似事例

キツネ
1992年 京都府
明治40年ごろ本家から分家したとき、本家からついてきた狐を稲荷神として祭祀したのが屋敷神の始まりである。以前、火災の難を免れることができたのは屋敷神稲荷のおかげと今なお信じている。
類似事例

クダギツネ,コックリサマ
1991年
狐が神様として祭られているところが、稲荷神社である。それがどのようにして宗教となったのかは分からないが、私達の生活の中に狐はたくさん出てくる。例えばクダ狐やこっくりさまなどである。
類似事例

ネズミ,シキミノハ
1980年
石黒但馬守が飼っていた馬が、爪だけねずみに食い尽くされた。皮の部分は食わず、最後には口の中に入っていった。どうしても止められず、殺してもまたねずみがやって来て食う。むらた源兵衛という人が、しきみ(樒)の青葉をつけると来なくなったという。ねずみが人を食いついて病気になった時も、しきみの葉を付けると治るという。
類似事例

ヤシキガミ,イナリサマ
1982年 群馬県
家に悪い事が起こるのは、屋敷神(稲荷様)の祟り。
類似事例

タヌキ
1992年 京都府
大正4年の大火の直後、熊野神社の神官が、「狸の祟りによって火災が起こった。狸を稲荷神として祭祀すれば火災の難から免れることができる」と託宣した。住民はただちに八王稲荷大明神として祭祀し、今でも火防にご利益があるとして参詣が絶えない。
類似事例

カシノキノタタリ
1992年 奈良県
大きな古い樫の木があり、そこに稲荷さんが祀ってある。昔、その樫の木を切ったら血が出た。祟りにあい、木を切ることができなかったので、稲荷さんを祀ったのだという。
類似事例

キツネ
1975年 島根県
畑の作物が盗まれるのを防ぐために、稲荷社からヤツテさんという狐の像を祀っておく。そうすると、盗みに入ったものは足が立たなくなるという。怨恨をはらすためにも祀られる。
類似事例

イナリサマ,コマネズミ
1957年 岐阜県
稲荷様の使いはコマネズミである。祀りさえすればいくらでもコマネズミを貸してくれるのでお金は儲かるが、コマネズミは人の肺腑を食らうので借りた人は早死にする。そのため、稲荷を信仰する人はほとんどいない。
類似事例

ニシン,クロギツネ,タタリ
1929年 北海道
文政6年に鰊漁をした網を乾かしていたところに、黒狐がひっかかって死んでいた。それを町役所に献上し、同じ年に稲荷ができ、狐の皮を神体とした。鰊は狐を嫌うため、稲荷を建てて狐の祟りを鎮めたのである。
類似事例

キツネ
1991年 東京都
市ヶ谷八幡の山に棲んでいた狐が誤って茶の木で目を突き、苦しんだが治った。この狐はお稲荷様のお使いで、この話にちなんで茶の木稲荷と呼ばれるようになった。
類似事例

モリキ,タタリ
1984年 長野県
森に稲荷があり、その森の所有者が半分の土地を売って開墾した。その材木を使って蚕室を作ったが、上手くいかず売り払ってしまった。それを買った人も火事にあった。これらは社樹の祟りだろうと言われた。
類似事例

キツネ,クダキツネ
1954年 山梨県
ある娘に狐が憑いた。狐を尋問すると、雪で寝屋を崩されて棲むところがなくなったので、娘に憑いて住もうとしたということだった。稲荷に祀るから離れろと言って、明朝むすびを作って送り出したところ、離れたという。
類似事例

アッコ
1976年 栃木県
玉藻稲荷の社は、九尾狐という悪狐の霊を祀っているのだという。
類似事例

シロネズミ
1975年 愛知県
田代に、50年ほど前、八卦見でネズミ使いのばあさんがいた。永太郎のある女性が病気になった際、祈祷師に見てもらうと、白ねずみが床の間から出て行った。しかし、女性は死んでしまった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内 ENGLISH