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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オシラサマ
1997年 青森県
桑の木で作られたオシラ様は人の見ていない所で動く。綺麗な所に祀っておいても、布の裾が汚れる。

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カカンフ
1974年
火浣布という布が汚れた時、その布を火に入れて焼くと、垢はことごとく焼け落ちるが、布はまったく無傷だという。
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オシラガミ,ダイジャ
1964年 福島県
オシラ神は蚕の神様で大蛇である。
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オシラサマ
2001年 青森県
K家では、仏壇の傍らに二組のオシラ様を祀っている。毎月15日に供え物をし、「センネンセイダ、センジュウロウ、カエシタクナイ」と唱える。正月と盆には仏壇から下ろして祀る。オシラ様を拝んで、治らなかった病気が治ったこともあった。
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ムジナ,チョウチン
1974年 茨城県
夜歩いていると、木がたくさんある所でむじなの提灯をよく見た。木と木の間を横に動き、一本杉のような場所では、上下に動く。ぼんやりした光なのですぐにわかる。
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クワ(ゾクシン)
1938年 鳥取県
桑は不浄木として嫌って薪としない。桑の木の根に御産の時の穢物を埋める。女の月経を根にうめる不浄の木。桑の木で御飯はたけない。
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ヌケガラ,クワノキ,ヒトノカワ
1976年 新潟県
6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は年内に死ぬ人の皮が桑の木に下がる。また、桑の木の下で人の皮を見ると死ぬ。それでこの日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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クワ
1974年 秋田県
桑の木から落ちると3年以内に死ぬ。
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タタリヤマ
1949年 東京都
「コツガマ」という所で炭を焼くと死ぬと言われ、誰も木を伐らない。「ヤシキド」という所で小屋を掛けていたら天狗様に小屋を揺すられたので、以後行かない。「シンボチクボ」「ホーザス」なども、理由は不明だが悪い所とされ、木を伐ったりするのを避ける。
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クワノキ,シ,(ゾクシン)
1916年 滋賀県
桑の木から転落すると3年目に死ぬ。
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ヘビ
1968年 奈良県
怪しいものが夜な夜な娘の所へ通って来たので、その者の着物の裾に糸をつけて辿って行ったら、大きな蛇だったという話がある。
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(ゾクシン)
1963年 愛媛県
たごり(咳のこと)は桑の木の東向きに出た1本の枝でヒョウタンを作り、背中につるしておくと治るといわれている。
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カワソ,ヤマブシ
1975年 愛媛県
某がお伊勢宮の所へ行くと、杉の木の林の所で山伏に化けたかわそにあった。
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アノヨノイリグチ
1996年 神奈川県
夢か何かか、きれいな所で、こっちへ来いと呼ばれたが行かなかった。そういう所へは行かない方がいいという話を聞いたことがある。
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(ゾクシン)
1974年 滋賀県
初めての子のエナは、桑の木の下に捨てるという。なぜならば、桑の木の下には神さまがいないからだという。
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オシラカミサマ
1963年 宮城県
オシラ神様は蚕の神様で女だという。昔子供のない人が蚕を飼い、自分の子供のようにかわいがって育てた。この人を祀ったものという。
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カラス
1980年
木の低い所に鴉(カラス)が巣を作れば、必ず風が吹くという。
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ジゾウサマ
1976年 大分県
三原家の庭には防空壕跡があり、地蔵様が祀られている。これは以前は山の上に祀られていたものを下に降ろしたまま祀らなかった。すると、三原家の死んだお婆さんの所に祀ってくれと地蔵様から指示があり、今の場所に祀ったという。
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ヤマノカミサマ
1965年 長崎県
山の神様が通る時は、頭の上に足半(あしなか)を乗せる。汚れた品なので人間とは見られず、したがって何もされない。
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シロイヘビ
1979年 長崎県
観音が祀られている所に元は大きな松があり、その根元に白い蛇が巻いていた。
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コウボウダイシ
1983年 東京都
弘法大師が乞食坊主になって托鉢しようと思ったが水1杯もくれない所があり、そういう所では水が出ないようにした。逆に水をなみなみとくれた所にはどんどん水が出るようにしたということである。
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オシラサマ
1964年 群馬県
オシラサマは、観音様の姿で、右手に桑の木の枝を持ち、左手に稲荷様を抱いて立っている絵。衣笠様とも呼ぶ。
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