タ,オタノカミサマ,バツ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 田植え中に田の中で大小便をすると御田神様の罰があたる。 
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                    タノカミ,(ゾクシン) 1963年 愛媛県 田の神をオソバイまたはオサンバイという。田の神を祭った田には小便をしてはいけないといわれている。 
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                    タノカミ 1965年 岩手県 田植えをする際、田の神は不浄を嫌うので、素足で作業を行う。 
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                    (ゾクシン),シンバツ 1936年 京都府 平屋村では蚯蚓に小便をすると神罰があたる。 
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                    (ゾクシン),シンバツ 1936年 京都府 知井村では蚯蚓に小便をすると神罰があたる。 
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                    (ゾクシン) 1984年 新潟県 田の草取り前後に鉦・太鼓で田を回る虫送りの行事を行う日は、田の神が田へ入る日なので田仕事をしてはいけないという禁忌がある。また、田に入ると稲で目をつくともいう。 
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                    スイジンサマ・ミズガミサマ 1940年 山口県 長門の俗信。水が三合あれば水神様がいるので、水中に小便をすると罰が当たるという。 
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                    ベンジョノカミ 1957年 岐阜県 便所の神様は、本来最も位が高い。便所の神様はきれい好きなので、妊婦は便所へ入るごとに掃除をすると美しい子が生まれる。また便所の神様に憎まれると重い病気にかかる。蕗の葉、黍の葉を便所の中に落とすと便所の神に叱られる。 
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                    イネ,シ,(ゾクシン) 1916年 大阪府 田植えのとき、苗を結った藁を必ず植えた田に捨てないと、その稲は植えた人の葬式用の飯になるという。 
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                    ベンジョノカミサマ 1938年 福島県 便所の神様は盲目である。便所へ唾を吐くと目を病む。麻がらなどの捨木を溜の中に捨ててはならない。盲目の神様が拾い上げるのに苦労するからだという。 
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                    (ゾクシン) 1972年 千葉県 田植えに関する俗信。 
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                    タノカミサン 1984年 島根県 川上では田植えが終わるとサンバイサンだといって、午前中草刈りをしたあと午後は休んだ。また、田植えが終わってからは田の中には入るものではないといった。これは田の神さんが田から麻畑へあがられるからだという。 
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                    ダイベンジョ,ツバ,カミサマ,タタリ,(ゾクシン) 1915年 滋賀県 大便所で唾を吐くと神様の祟りがあるという。 
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                    (カワノカミニカンスルゾクシン) 1940年 岩手県 陸中水澤の俗信。川に小便をしたいときには、「川の神様通してけらんへ」と言う。 
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                    ベンジョガミ,(ゾクシン) 1973年 香川県 便所神に関する俗信。便所神はオチョウズノカミという。盲目の神様なので、ぶつからないように便所に入るときには必ず一言咳などをする。黙って入ると、手をつきだすなどといわれている。泉の神さんと便所の神さんを祀っていると目を病まないという。また、便所を汚くしておくと、目が悪くなるという、など。 
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                    タノカミ 1982年 新潟県 2月16日と10月16日は田の神まつりが行われるが、田の神が田におりるまでに田の溝を掃除し、溝口に葭を立てる。 
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                    (マタノアイダカラタイヨウヲオガムコト) 1975年 山口県 河田家の田の中に墓がある。昔、田植えが嫌になって、太陽を股の間から拝んだ人が、泥に潜って死んでしまった。その人の墓だという。 
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                    スナ 1977年 和歌山県 お宮さんは昔から砂が降ると言われている。ある時、村長が宮から平瀬へ下ってくる途中で晴れているのに砂が降ってきた。その砂に当たると、急に便所に行きたくなったという。 
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                    トオリノカミ 1963年 茨城県 十字路や曲がり角には通りの神がいるから小便をしてはいけない。さからって小便した人が寝込んだ。ワカに見てもらうと、通りの神が「そのとき殺すべきだったが、まあ生かさず殺さずにしている」と言った。 
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                    タキノヌシ 1973年 奈良県 雨乞いの時は、ネコマタの滝に多人数が小便をする。すると滝の主が怒って雨を降らせるそうである。 
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