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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

コウホウタイシ
1934年 秋田県
昔、犬は三本足だった。弘法様が不便だろうと一本加えて四本にした。それで犬は小便をするとき、弘法様からもらった足を大事にして後ろ片足を上げて汚れぬようにする。

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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
12月20日には、一本足が出てくるので、伯母峰峠を越すなと言われている。一本足は昔二本足だった。退治しようとした豪傑が片足を切ったので、足が一本になったのだという。
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コウボウダイシ
1934年 秋田県
弘法様が川を徒渉するとき、貝尻で足を怪我したので、弘法様は人々の不便を察し、この川の貝はそれ以来尻の抜けたものだけ棲息するようになった。
類似事例

ゴトク,イヌ,コウボウダイシ
2001年 青森県
弘法大師が行脚していた頃、犬は3本足で、五徳は4本足で四徳と呼ばれていた。大師は動かない四徳の脚を、1本犬の脚にしてやった。犬は大層感謝し、その後は大師にいただいた脚を上げて小便するようになった。一方、四徳の方へは徳を1つ増やしてやり、五徳とした。
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オバガミネノイッポンアシ
1991年 奈良県
一本足の大きな足跡が雪の上にあった。それで大きな一本足いるので鉄砲で撃ったら、大きな舌を出したという。一本足は生笹(いくざさ)という名前で、人間に化けて有馬温泉に湯治に行った。けれども何日か目に正体がばれた。一本足になったのは背中に熊笹が生えた怪物である猪笹王だという伝承もある。
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オオダコ
1933年 神奈川県
昔、漁夫が磯へ出て大きな章魚を見つけたが、あまりに大きいので足一本だけ切って桶に入れて帰った。それから毎日、足を一本だけ切って帰った。8日目に最後の一本を切ろうとしたら、章魚は一本の足で漁夫をとらえ海へ引きずり込んだ。
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オバミネノイッポンアシ
1934年 奈良県
一本足は、寝ない子を脅すときに母親が用いたりする。一本足は義経の馬との混合型であるとも言われる。
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コウボウサマ,アシアト,イシ
1971年 福島県
弘法様の足跡のついた石が今もある。
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コウボウサマ
1983年 東京都
弘法様が水をもらいに行ったが「水はない」と断られた。「カラサクかな」と言って弘法様が杖でつくと、水がなくなって、ずっと下の方へわくようになった。
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ヤマイヌ
1941年 愛媛県
山犬は薄三本に隠れることができる。付けられたときは小便をすればよい。
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トシカミ
1943年 島根県
年神は1本足である。茄子畑に降りたとき、片足を踏み抜いたからであるという。
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アマノジャク,コウボウサマ
1958年 岐阜県
アマノジャクは弘法様について廻っていた。弘法様が細越へ来たとき、アマノジャクが「もう夜明けだ」とおどかしたので弘法様は驚いて所帯道具を放り出して隠れた。それが杖石・ナベダイラ・タタミイワ・ナベノミミ・ハチノシリ・エボシイワになった。
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ヤマノカミ
1927年 愛知県
山の神は一ツ目一本足だという。そのため、跛の者を山の神という。老人が山仕事に行き、一本足の怪物に出あったことがあるが、詳しいことはわからない。
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ロクソクイヌ
1974年 京都府
文政10年3月11日に、山城州宇治郡山科郷花山村に住んでいた庄右衛門が飼っていた犬が6本足の犬を産んだ。前足2本・後ろ足4本、尾は1つで肛門は2つあった。
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オオダコ
1972年 愛知県
昔、たこ取りをしていた老婆が舟の中に足を差し入れてきた大だこを見つけて足を1本切ってきた。それを毎日繰り返し、8本目の足を切ろうとしたときに大だこの餌食をなった。
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イッポンダタラ
1985年 和歌山県
ハテノハツカは悪日のため、目一つ、足一本の一本ダタラが出て来るから、山や峠を越えることができないという。
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オオダコ
1929年 長崎県
守山村の三室に住む老婆が海辺で物を洗っていると目の前に大章魚がやって来て足を一本差し出しながらじっとしていた。婆さんは包丁を持ってきてその足を切り、その後七日間老婆は章魚の足を毎日一本取り続けた。最後の一本になった八日目、頭諸共取ろうとして意気込んで行って襲われ、海底深く引きずり込まれた。
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チヨドリイワ
1999年 愛知県
須佐の入り江に住む千代は岩かげに小さいたこを見つけたのでこれを捕まえようとしたがびくともしないので、仕方なく足を切り取った。家に帰って見てみると大人の足ほどあり、これが高く売れた。毎日一本ずつ取りに行ったが最後の八本目を取りに行った時に目の前に一本足の大だこが現れ、お千代は石になってしまった。
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イッポンアシ
1924年 奈良県
吉野の伯母ケ峰には昔一本足という化物がいた。
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イヌガミ
1949年 徳島県
犬神筋の子は犬神になり、嫁にして4日もたつと犬神になる。犬神筋のものが他人を羨ましいと思えば犬神が相手に憑く。犬神を除く際、痛がってさわらせない所に犬神が憑いている。倒れた時、指が5本まっすぐなら成功、1本でも曲がっていたらやり直しである。
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コウホウダイシ
1934年 秋田県
昔、弘法様がある貧農の家に宿をとったら、その家の百姓夫婦は厩のませ棒を燃やしてもてなした。弘法様はいたく感じて、土を泥炭に。変えてくれた
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キツネ
1980年 青森県
猟師に足を撃たれて3本足になった狐が祟るようになり、サンボと名がついた。
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