国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カッパ,ヒョウスベ,ウタ
1914年 佐賀県
潮見神社の神職を代々務める毛利家には水難除けの歌「ヒョウスベよ 約束せしを忘るなよ 川立おのがあとはすがはら」が伝わっている。

類似事例(機械学習検索)

ヒョウスベ
1963年
ヒョウスベが菅公に悪戯をしたが腕を切られてしまい、やっと返してもらった代わり、何か御礼をしましょうと約束したという。その時詠んだ歌が「ヒョウスベの約束せしを忘るなよ川立男我も菅原」である。
類似事例

カッパ,ヒヤウスベ,イシ,スイジン
1914年 佐賀県
潮見神社に祀られている澁江氏は代々河童の主で、社の側に河童の誓文石がある。その由来は、昔、澁江氏が河童に「もしこの石に花が咲けば人を獲っても良いが、咲かない限りは人を襲ってはいけない」と約束させたことによる。そのため、潮見神社は水難にあったことがない。毎年5月5日になると、澁江氏が河童に筍をごちそうすることから、水神に筍を供するようになった。
類似事例

イヌガミ
1936年 高知県
犬神はその家に伝わる。
類似事例

ウシオニ,ヌレオンナ
1933年 島根県
昔、ある神職が夜釣りに行ったら濡女が現れて赤子を渡すと消えてしまった。神職は赤子を捨てようとしたが、石のようになって手から離れない。やがて牛鬼が追いかけてきて、神職が逃げていると光るものが飛んできて牛鬼の頭に刺さりそれで追わなくなった。光るものは家から飛んできた刀だった。
類似事例

シンタク,カンレイ
1983年 京都府
婢女文子という者の家に菅霊が現れ、右近馬場に住もうという神託があり、その地に霊廟を建てた。6年後、近江国の禰宜良種に、北野に一夜に千本の松を生じさせよう、そこに建てる社を天満天神と崇めよという託宣があった。そこで朝日寺の住僧・最珍と、文子が力を合わせて霊社を造立したという。その後、文子の夫の子孫は代々神職を務め、妻は代々文子と称して当社の巫女を務めるようになった。
類似事例

イヌガミ
1936年 高知県
犬神は家に伝わっていく。
類似事例

イヌガミ
1984年 高知県
女が重苦しいと言って神職に見てもらうと、神職の祝詞と太鼓に合わせて上下に動いて口走る。動物のような格好をする。犬神が憑いていたのだ。
類似事例

カワピタリモチ,カワノカミ
1941年 栃木県
旧12月1日の朝に川ピタリ餅をつく。附近の川に投げ入れて水神に捧げ、この餅を食べてから橋を渡ると、水難除けになるという。
類似事例

カラス,シノヨチョウ
1946年 愛知県
からすが鳴くと人が死ぬ。
類似事例

アヤシイヒ,カミナリ
1921年 新潟県
越後の八石山城主毛利太萬之助と北條の城主北篠丹後守の間に争いが起こった。北條は毛利を自分の女の婿にし、毛利が湯に入っているところを蒸し殺した。それから八石山に怪しい火がでたり、雷が鳴ったりするという騒ぎになり、住職が雷休権現をたてて祀った。
類似事例

ヨウカイ
1978年
秀郷が妖怪を射殺した箭鉾が代々伝わっている。
類似事例

ツル,ヨウガイサン
1932年 島根県
戦国時代に尼子と毛利が戦った。毛利が若侍を集めて狩を行った時、1人の侍が要害山で鶴を見つけて射た。鶴は足に傷を受けたが、石金山の南に飛んで、無妙異という赤土を傷に塗り再び空に舞い上がった。すると要害山は見る間に石金山と同じ高さになった。尼子はこの山に築城し、毛利を悩ませた。
類似事例

イヌガミ
1984年 高知県
病気の治癒の為に来た女性が、神職の祝詞に合わせて上下運動をして動物のように四つん這いになった。神職がなだめると、平常に戻った。おそらく分身してしまって魂がさまよったのだろう。
類似事例

オオウナギ,シロナマズ
1982年 島根県
せめくらの滝は尼子毛利の合戦の際、毛利の武将が自決した場所だという。昔この滝に耳のある大鰻がいた。武士の霊が渕の主になったといわれていた。旱魃の時に祭ると霊験があったが、いつの頃か大きい骨を残して死んでいた。また、鰻ではなく白鯰ともいう。
類似事例

コウボウダイシ
1979年 石川県
能登国鴉島で900年に及ぶというある人の家の棟札に、弘法大師の筆によるという歌が記されており、火除けの歌として人々が用いているという。
類似事例

テング,テンゴサマ
1977年 富山県
テンゴサマが入ってこないように新築を建てた後に、魔除けをする。そうしないとテンゴサマが音を立るので、寝られなくなる。
類似事例

イナリサマ
1975年 福島県
深谷のお稲荷様を信仰しなかった人が、酒を買いに行く途中に稲荷様の方向に向って立小便をしたら、帰りに迷わされて夜通し山の中を歩かされた。
類似事例

ウロコ,ニンゲン
1992年 長崎県
対馬のとある神社の祠官長の家では、代々鱗のある人が生まれるという。
類似事例

(ゾクシン)
1986年 埼玉県
夜がらすは不吉。
類似事例

テン
1977年
幼童の歌に世の吉凶が歌われることがある。明暦3年正月18、19日の大火の頃、越後から大火事の歌が伝わってきた。享保13年本所深川小日向での大水の際にもそのことを暗示する歌が流行った。
類似事例

ジュウニジン,キツネ
1983年 岡山県
美星町宇戸谷川の川の向こうに十二神やぶというところがあり、そこで夜中に狐が鳴くと神職に拝んでもらう。十二神は部落や家の守護神だが、祟りやすいといわれている。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内