(マジナイ) 1957年 山梨県 物もらいのときは橋を渡らずに三軒から物を貰う。
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(マジナイ) 1957年 山梨県 物もらいのときは便所で臍に塩を入れる。
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ネズミ 1971年 鳥取県 おむすびが転がって穴に入ってしまったので、お爺さんが穴へ入るとそこには鼠が大勢おり、おむすびのお礼にごちそうしてくれ、お金もくれた。隣の欲ばり爺さんがまねすると、失敗して死んでしまった。
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ダイジャ 1956年 東京都 15になると大蛇に食われると言われた子供がいた。15になったある日、子供がお宮に行くとき、母親がいつものように念仏を唱えながらおむすびを握って持たせた。お宮に行くと大蛇がいたので、子供はおむすびを大蛇の口に投げ込んだ。大蛇はナンマイダのおむすびをもらったので命は助けると言い、子供は助かった。
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アズキ,(ゾクシン) 1974年 宮城県 ものもらいができたときは、つり井戸に小豆を一粒落とす。
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ホトケ 1962年 神奈川県 8月15日は仏が買い物に行く日といって、お金とお弁当のおむすびを供える。
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ホトケ 1962年 神奈川県 彼岸の中日は、仏が天竺に買い物に行くので、おむすびを弁当として供える。
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シニンニトリツクキツネ 1979年 愛知県 死人が起きるのは狐が憑いているからである。障子に銃口を置いて打つと、その穴から狐は外に出る。
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カミサマ 1938年 青森県 地形もるときに、神さまに祓って貰い、棟上の時にも神さまに祓って貰って、草履一足と御幣を南側のケタにつけて貰うという。家を移るときは家移り祝いをして、親類一同を呼んで神さまに祓って貰い、おめでたい山唄を歌うという。
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ジュウゴヤ 1965年 岩手県 十五夜に月に供えた物を、橋を渡らずに三軒からこっそりと貰えば果報がある。
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ジュウゴヤ 1965年 岩手県 十五夜に月に供えた物を、橋を渡らずに七軒からこっそり貰うと果報がやってくる。
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シノヨチョウ 1946年 村の石屋が寝ていたとき夜中に目が覚め、足許の障子に気をひかれた。子供があけたいくつもの穴があったが、その中のひとつから覗かれているような気がした。親戚が死んだときのことであったという。
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キツネ 1933年 鳥取県 昔、山の上段というところに、歌好きの狐が住んでいた。毎夜、良い声で唄ったり、人の歌を聞いていた。ある夜、酒宴をしているときに障子に人の影が映り、障子を開くと狐がころげ込んだ。
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モノノケ 1979年 古来より、鬼物が祟りをなすことを物ノケという。古い物語にも見えるが、元々は中国の『史記』や『漢書』の注釈書に、「物は恠物なり」や「物は鬼物を謂うなり」などとある。
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ユウレイ,サン 1950年 千葉県 障子の桟に釘を打つと幽霊が出る。
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ガキアナ 1926年 和歌山県 餓鬼穴という深い穴があり、旅僧がこの穴を覗いたところ、にわかにひだるくなって飢えを起こした。
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タヌキ,(ゾクシン) 1915年 愛媛県 一杯飯を食べると狸に化かされるという。
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クダギツネ 1955年 静岡県 クダ狐は人が戸を開けるとき一緒に入ったり、障子の穴から入ったりして、あっちこっちに行く。狐が憑いている人にはわかるが、可愛く思えて他人に告げられないという。
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チチモライジゾウ(ゾクシン) 1972年 岐阜県 下長瀬には乳もらい地蔵があり、そこにお水を供えると母乳が出るようになるという。
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ヤマウバ,ヤマンバ,メシヲクワンヤマンバ,メシヲクワンヤマウバ 1984年 岐阜県 男が山奥で出会った美しい女を飯を食わせない約束で妻にする。女はよく働き次々に子どもを産んだ。ある日、障子に穴をあけてみてみると、大食いの山姥であった。正体を知られた山姥は山中へ逃げ込んだが、事故で谷底へ落ちて死んでしまった。男はいい嫁がいなくなったと嘆いた。
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キカツケツ 1925年 和歌山県 山中に深い穴がいくつかあって、それらを飢渇穴と呼ぶ。穴を覗くと、飢えや渇きを感じるようになる。
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