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検索対象事例

タイヨウ,ヒガンノチュウニチ
1957年 鳥取県
彼岸の中日には朝日や夕日を拝む習慣があるが、朝日が登る時も夕日が沈む時も後返りを一度するか、くるくる廻るのが見えるという。青谷、泊、稿津といった地域では、彼岸の中日には山に登り祖先供養をするが、沈む太陽を拝む時は前掛を冠って顔を蔽った。前掛を通じて見ると沈む太陽がくるくるまわると共に太陽から蓮の花びらが散っているのが拝めるという。

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(タイヨウ,ヒノデナドノゾクシン)
1956年 宮城県
太陽が黒白半分に見える時は冷害で病気がはやるという。また、太陽の周りに輪が出れば天気は下り坂、または雨が降るなどの俗信がある。
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テルコ,タイヨウシン
1986年 沖縄県
加計呂麻島ではテルコは太陽神であるという。伊平屋島田名のテルクグチにも、太陽を謡ったものがある。
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カッパ
1985年 熊本県
河童は秋彼岸に山へ登り、春彼岸に川へ下る。
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ガキ,オニ
1958年 香川県
彼岸の中日には、餓鬼や鬼が災いするので墓参りをしてはいけない。
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(タタリ)
2001年 新潟県
大きな田んぼで、子供を負ぶって田植えをしていたお鶴という女性が、太陽にもう少し沈まないでくれるよう祈ったところ、陽が沈むのが遅くなる。お鶴はそのまま死に、このお鶴の家では良いことがなかったという。
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ニチリン
1975年 東京都
日輪が沈む時、いつもと違って横に沈んだ。そのため、月夜のように明るかったという。
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ホトケサマ
1975年 新潟県
春彼岸の中日(ナカンダチ)には、仏様が彼岸の日に死んだ人が留守番をしているのでその人たちにおみやげを持っていく。
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カッパ,セコ
1976年 大分県
海や川にいるものを河童といい、山にいるものをセコという。春の彼岸から秋の彼岸までは川にいて、秋の彼岸から春の彼岸までは山にいるという。彼岸から彼岸までの間、家の前をギャーギャーと言いながら通ったという。
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ニチリン
1978年 広島県
彼岸の中日と正・七月の十六日は極楽の仁王門が開く。また、日輪も格別に勇み踊って沈んでゆく。
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(ヤマニハイッテハイケナイヒ)
1965年 高知県
12月20日、1月20日、12日で巳の日、春彼岸のお中日には山に入ってはいけない。お中日には山の猪や猿が、人間がこないと思って遊んでいるので、そこへ行って驚かしたり息をかけたりすると、その人は怪我をするという。
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ホトケ
1962年 神奈川県
彼岸の中日は、仏が天竺に買い物に行くので、おむすびを弁当として供える。
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ヤマワラ,カッパ
1986年 大分県
山童はヤマワラ・ヤマアロ・セコなどと呼ばれる。多くの地域では,秋の彼岸に山に登り春の彼岸に川に下る河童のことと考えている。
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ヒョウスンボ
1999年 宮崎県
ひょうすんぼはヒョウヒョウと鳴く。春の彼岸に川に下り、秋の彼岸までいる。秋の彼岸に山に登っていく。
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ガワロ,ヒョウスンボ,カワンヒト,カッパ
1981年 宮崎県
春の彼岸に山から川に下り、秋の彼岸に山へ上がるという。秋の彼岸から冬にかけて山で野宿すると眠れないぐらい賑やかだと聞く。春の彼岸になると溝や川から悲しいような気味悪い声が聞こえる。近づく時は鼻歌や咳払いをしないと熱病を患うという。
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キツネノヨメイリ
1970年 長野県
太陽が輝いているのに雨がぱらつくのを、天気雨とか、狐の嫁入りとか言う。
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セコ
1985年 熊本県
春彼岸に山から降りて来て、秋彼岸に川を伝って山に帰る。
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(ヤマニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
12日、山ノ神の日に山に行くと怪我をする。彼岸に山に行くと盲目になる。彼岸の中日に伐採・魚取りをすると体が不自由になる。山ノ神の日は生木を切らない。日没後に竹を切ると死人が出る、などの禁忌がある。
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ヤマワロ,カッパ
1985年 熊本県
山童が春彼岸に川に入り河童になり、秋彼岸に山へのぼる。
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ヤマワロ
1985年 熊本県
春の土用に川へ下り、秋彼岸に山に登る。
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(マタノアイダカラタイヨウヲオガムコト)
1975年 山口県
河田家の田の中に墓がある。昔、田植えが嫌になって、太陽を股の間から拝んだ人が、泥に潜って死んでしまった。その人の墓だという。
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ホトケ
1984年 新潟県
彼岸の中日に仏は1度黄泉に戻るといい、中日とアケの日をさけて棚参りをする。彼岸のアケの日は仏のお立ちの日であり、その前夜特別のご馳走を仏壇に供えてその翌朝は仏が朝立ちをするといってみやげ団子を仏に供えた。
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