(キンキ) 1973年 富山県 死者の出た家は一週間伐採に入ってはいけない。
類似事例 |
|
センポク,カンポク 1941年 富山県 センポク・カンポクは死者が出た家のカケミシロにいるという。一週間経つとオートの外に出るが、番をしているものなので三週間は家にいて四週間くらいで墓に行くという。その顔は人間に似ていて四つ足のもの、カエルの大きいもので即ちガマと同じものだという。
類似事例 |
|
オテングサン 1974年 山梨県 五人兄弟の末子がふとしたことで山に入り、一週間も帰ってこなかった。一週間目の夜素足で下りてきた。山にいるときおてんごうさんが腹が減ったか聞くので、減ったというとみみずをさしだしたという。その後その人は出家して僧になった。
類似事例 |
|
シリョウ 1976年 大分県 死霊が憑いた場合には、その墓へ行って、一週間水を掛けて落とすという。
類似事例 |
|
ヒトダマ 1972年 岐阜県 人は死ぬと旅に出るといわれていて、死の一週間前には人魂がその家から出るという。村人のほとんどが人魂を見たことがあるという。
類似事例 |
|
シシャノコロモ,シシャ,ヒノヤマ 1948年 死者が火の山を越すので生前の普段着を一週間竿に吊るして水気がなくならないようにする。
類似事例 |
|
ヘビ,(ゾクシン) 1942年 富山県 道を歩いている時、蛇に道を遮られるとその日にはよい事がある。
類似事例 |
|
テン,ソウシキ 1941年 新潟県 寺の天井裏で貂が鳴くと一週間以内に死者が出る。寺に災難がやってくる時には、貂の様子が変化する。
類似事例 |
|
(ゾクシン),ユメ 1935年 鹿児島県 一週間墓参りをするが、死んだ者の夢を見ないと、「夢をみせんなア」と言って心配する。夢をあるべきものと思っている。
類似事例 |
|
キツネビ 1991年 60年ほど前には夕方近くになると、山の中腹に横一列に点々と狐火が並んで点滅していた。正体は分からないが、不思議である。10個ほどの灯りが点滅しながら、横に移動する。今では全く見られない。
類似事例 |
|
カミノミチ 1996年 鹿児島県 神の道は道と道を結ぶ40センチくらいの小道で、普段の通行や畑には用いない。またこれは、山や海につながっているわけでもない。
類似事例 |
|
ゼンチョウ,ヒトダマ 1946年 愛知県 母がなくなる1週間くらい前に家の屋根からヒトダマが出るのを見たという人がいた。その人は、これは亡くなるだろうと思っていたという。
類似事例 |
|
セコ 1985年 熊本県 春彼岸に山から降りて来て、秋彼岸に川を伝って山に帰る。
類似事例 |
|
キツネ 1989年 山梨県 今ダムになっているところに、昔は道があった。そこのオオクボザワのところを歩いていて、道ではないところに道が見えて下の方の道でもないところへ行ってしまった。キツネ話である。
類似事例 |
|
(タマヨバイ) 1943年 鹿児島県 沖永良部島では昔、呼吸をひきとる前に屋根に上がって南の海に向かってその人の名を二、三人で呼んだ。それで一週間ぐらい生きていた人がいた。
類似事例 |
|
テング 1988年 長野県 道に天狗が出る。
類似事例 |
|
テング 1972年 岡山県 小川家の祖父は十里に余る大山への道を瞬く間に往復して、しかもわらぢの裏に土がついていなかったという。天狗の姿を暗示させる。
類似事例 |
|
カミカクシ 1960年 神奈川県 何年も病気で寝ていた人が神隠しにあい、二週間ほどしてから武州高尾山の裏から人力車で送られて帰ってきた。その後気がおかしくなった。
類似事例 |
|
キツネ 1931年 長野県 夜遅く歩いていたら、道に迷い出るべき道に出られなくなった。そこで煙草に火をつけると、すぐ前の木立の向こうに道が見つかった。
類似事例 |
|
ジャ 1960年 秋田県 役場に勤めていたある人が、ある晩遅くなってから自転車で帰ってくると、角の生えているジャを見た。ジャを見た所を通ると死ぬと言われている。両親は心配して、もう役場に行くのを止めるように言ったが、その人は無視した。その後、役場から帰ってこないので、両親が心配して迎えに行くと、田んぼに自転車ごと落ちて息絶えていたという。
類似事例 |
|
ヒノモエルオト 1977年 秋田県 1930年頃のこと。氏神様の方角から火の燃えるような音が聞こえた一週間後に火事が起きた。
類似事例 |
|