国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ダイジャ
1976年 京都府
ヒウチイシの近くに馬まくれという所がある。おつうが蛇体になってここに上がって来たので馬が驚いて立ち上がり、殿様が落馬した場所という。大蛇の頭を埋めた草生の子は頭がよいと言われる。

類似事例(機械学習検索)

ダイジャ
1976年 京都府
昔、大原の里のおつうという美しい娘が殿様の寵愛を受けた。殿様に見限られた後もおつうは殿様を思い、行列を待っていたが、うるさがられ、埋められてしまった。恋に狂ったおつうは蛇体となって再び現れたが、頭・胴・尻尾に切り分けて埋められてしまった。
類似事例

ヤッサドン
1965年 鹿児島県
ヤッサドンの石の祠の前を馬に乗って人が通ると、たとえ殿様であっても落馬すると言われ恐れられた。
類似事例

イエンコウ
1963年 岡山県
イエンコウは人まねが好き。馬を川に引きずり込もうとして、馬が頭を振って後ずさりしたので、真似して頭を振って頭にある皿の水をこぼしてしまい、家まで馬に引きずられてしまった。
類似事例

ダイジャ
1979年 茨城県
大蛇が住む渕の近くに数軒の百姓がおり、馬を飼っていた。その内の一頭が子馬を産んだが、子馬は半分が馬で半分は蛇だった。これを見た百姓は、子馬を渕に投込んでしまった。以来、川では大洪水が起き、下流の田畑が流されてしまった。これは渕の蛇の祟りである。
類似事例

ソウゼン,クロゲノオオウマ,ミョウジンサマ
2001年 青森県
七鞍平にまつわる蒼前の伝説では、昔、沼を渡ってきて200余頭の母馬・父馬を食い殺した黒毛の大馬は、七尋もの大きさで、その背には鞍を七つも置くことが出来るほどであったと言う。後には23頭の母馬が残されたが、それらから生まれた駒はいずれも後世において名馬となった。実は大馬は明神様の御姿で、悪馬の根を絶やしたのであると言う。その大馬を生めた場所が七鞍と呼ばれている。
類似事例

ウマ
1996年 香川県
ウマセンバという所がある。夜中に馬が1000頭くらい走る音がしたという。その馬は全部片目だっただったという。戦争で死んだ馬を供養しなかったからだといわれている。
類似事例

ウマ
1956年 東京都
母親が「言うことをきかないと馬にくれるぞ」と言って娘を育てたので、馬が娘を見込んだ。馬が「娘をくれ」と言って頭に角を生やした。馬は娘を蹴り殺したので、馬を殺して角を取った。馬の角はまだその家にある。
類似事例

キタムキジゾウ
1986年 埼玉県
この地蔵の前を馬に乗ったまま通ると必ず馬が暴れて落馬するので、北に向けて安置した。
類似事例

オオウマ
1936年 青森県
大馬がいて、あたりの馬を食い殺したという。
類似事例

ウマ(ゾクシン)
1990年 秋田県
馬が座敷に上がると、人が死ぬ。
類似事例

メドチ,カッパ
2001年 青森県
馬がめどちの子を孕んだ。生まれた子馬は、体は馬だが、顔はめどちそっくりであった。その子馬は間もなくして死んだので、野原に捨てておいたのだが、その死体はいつの間にかなくなっていた。母馬も死んでしまった。
類似事例

ウマ
1934年 奈良県
山には頭に笹の生えた大きな馬がいる。見ると倒れると言われている。一本足であるとも言われる。
類似事例

コウロベサマ,ウマノクビ
1956年 東京都
馬が娘を見込んだ。母親が娘が欲しければ角をはやして御覧と言ったら、馬は頭に一本角を生やした。馬は娘を突き殺した。馬の角はまだその家にある。馬の首は正月24日の夜、村中を飛び回る。
類似事例

ヤマノカミ
1941年
産が重いときは、馬を曳いて山の神を迎えに行くが、馬を持っていない家では痩せ馬を背負っていく。そのとき、「馬がないからせめて痩せ馬でも背負ってお迎えに行く」と言うという。馬を曳いていくと、山の神が乗ると重くなるから判るが、痩せ馬のときはどうなのかははっきりしない。
類似事例

ヤッサドン
1968年 鹿児島県
ヤッサドンと言って旧道の辺に1mほどの石祠がある。昔、戦で手足を切り取られて死んだ人を祀っているとも言う。この石祠の前を馬に乗って通ると、たとえ殿様でも落馬してしまうと言われ、恐れられていた。
類似事例

イマクマジンジャノカミサマ
1940年 青森県
今熊神社の神様が、このあたりは不浄な臭いがするといって馬に乗って逃げた。すると、村の馬が1頭行方不明になった。
類似事例

クビナシウマ
1974年 愛媛県
がき塚に昔、首なし馬が出た。今は手がいくつもあるお地蔵さんがあるが、馬が転んでお地蔵さんができたともいう。実川にも首なし馬が出るというところがあり、そこは昔死んだ馬を埋めた馬捨場だったという。
類似事例

シチメンサマ
1958年 長野県
日蓮が身延で説教をしていると、登れぬはずの娘が現れた。水をかけると本体の蛇体を現わした。殿様は驚いて蛇体を七面様と祀った。
類似事例

テング
1948年 新潟県
天狗松と呼ばれる古木は、前を馬に乗って通ると落馬させるため、人々を怖がらせていた。ある時通ろうとした者の提灯を取って、馬をそれ以上進めなくした。
類似事例

サンマイタロウ
2000年 石川県
子供をしかる時、サンマイタロウが来るぞと言ってよく驚かせたものだ。他に、狐やムジナが来ると言って驚かせたこともあったという。
類似事例

ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内