目ざましく発展するデジタル環境において、日本の古典、とりわけ中世の絵巻、お伽草子、近世の浮世絵などを代表とする画像資料を対象とする諸研究が迎える新しい時代をめぐり、中世・近世の学者をはじめ、デジタル技術の開発者、図書館など情報の構築・発信する組織、出版業界など異なる分野の人々が集まり、共同研究を行う。これを通じて、お互いの研究課題や方法を共有し、画像研究とデジタル環境の現状、理想とする発展のあり方を多方面からアプローチし、学術研究の新時代に寄与することを目標としたい。

研究代表者	楊　暁捷	国際日本文化研究センター・外国人研究員
幹事	小松　和彦	国際日本文化研究センター・所長
共同研究員	赤間　亮	立命館大学文学部・教授
〃	石川　透	慶応義塾大学文学部・教授
〃	海野　圭介	国文学研究資料館研究部・准教授
〃	大谷　節子	神戸女子大学文学部・教授
〃	大向　一輝	国立情報学研究所コンテンツ科学研究系・准教授
〃	大場　利康	国立国会図書館電子情報部電子情報流通課・課長
〃	小峯　和明	立教大学文学部・教授
〃	千本　英史	奈良女子大学大学院人間文化研究科・教授
〃	田良　島哲	東京国立博物館調査研究課・課長
〃	藤原　重雄	東京大学史料編纂所古代史料部・助教
〃	荒木　浩	国際日本文化研究センター・教授
〃	早川　聞多	国際日本文化研究センター・教授
〃	山田　奨治	国際日本文化研究センター・教授
〃	森洋　久	国際日本文化研究センター・准教授
〃	Gary　James　HICKEY	国際日本文化研究センター・外国人研究員