■研究活動 共同研究 2005年度

性欲の文化史

性欲は、食欲ならび、本能のひとつであるとされている。だが、人間の性欲には、文化によって規定されている面もある。何に性欲を感じるか、どういう時にそそられるか、は時代により、地域により、けっこうことなる。やはり本能のひとつである食欲においても、食物、食事に関する嗜好が文化差をはらんでいるのと、同じである。  この研究では、文化と性欲の関係性を、さぐりたい。とりあえずは、日本、東アジアの近代を調査対象とすることからとりかかるが、ゆくゆくは、その枠をひろげてゆくつもりである。

代表者 井上 章一 国際日本文化研究センター研究部・教授
幹事 劉  建輝 国際日本文化研究センター研究部・助教授
班員 青木 健一 東京大学大学院理学系研究科・教授
石田  仁 中央大学大学院文学研究科・博士後期課程
岩見 照代 麗澤大学外国語学部・教授
梅川 純子 大妻女子短期大学・非常勤講師
嘉本 伊都子 京都女子大学現代社会学部・助教授
川井 ゆう 武庫川女子大学・非常勤講師
斉藤  光 京都精華大学人文学部・教授
渋谷 知美 東京大学大学院教育学研究科・教務補佐員
朱   禧 日本大学芸術学研究科・博士後期課程
申  昌浩 京都精華大学人文学部・講師
竹村 民郎 元大阪産業大学客員教授
田中 貴子 京都精華大学人文学部・助教授
唐   権 関西外国語大学・非常勤講師
永井 良和 関西大学社会学部・教授
中村 隆文 神戸女子大学文学部・教授
西村 大志 広島国際大学人間環境学部・講師
原田 信男 国士舘大学21世紀アジア学部・教授
古川  誠 関西大学社会学部・助教授
松田さおり 中央大学研究開発機構・準研究員
光石 亜由美 中部大学・非常勤講師
三橋 順子 お茶の水女子大学・非常勤講師
原  武史 明治学院大学国際学部国際日本文化研究センター ・助教授 客員助教授