■研究活動 共同研究 2003年度

性欲の文化史

性欲は、食欲ならび、本能のひとつであるとされている。だが、人間の性欲には、文化によって規定されている面もある。何に性欲を感じるか、どういう時にそそられるか、は時代により、地域により、けっこうことなる。やはり本能のひとつである食欲においても、食物、食事に関する嗜好が文化差をはらんでいるのと、同じである。  この研究では、文化と性欲の関係性を、さぐりたい。とりあえずは、日本、東アジアの近代を調査対象とすることからとりかかるが、ゆくゆくは、その枠をひろげてゆくつもりである。

代表者 井上 章一 国際日本文化研究センター研究部・教授
幹事 劉  建輝 国際日本文化研究センター研究部・助教授
班員 川井 ゆう 阪南大学 武庫川女子大学・非常勤講師
斉藤  光 京都精華大学人文学部・教授
渋谷 知美 東京大学文学部・博士課程後期
竹村 民郎 大阪産業大学・客員教授
永井 良和 関西大学社会学部・教授
中村 隆文 神戸女学院文学部・教授
西村 大志 広島国際大学人間環境学部・講師
古川  誠 関西大学社会学部・助教授
松田さおり 名古屋大学文学部  ・博士課程後期日本学術振興会 特別研究員
光石亜由美 名古屋大学文学部  金城学院大学 ・博士課程後期非常勤講師
三橋 順子 中央大学社会科学研究所・客員研究員