■研究活動 共同研究 1998年度
家族と人口の歴史社会学
本研究は家族史と歴史人口学の研究者に出会いの機会を与え、関連が深いにも関わらず方法的な違いなどからこれまでなかなか実のある対話の進まなかった両分野を有機的に結合することで、demo-family systemともいうべき家族と人口の密約にからまりあったシステムの解明を目指すものです。国際的に見ると家族史と人口史との共同は簡単ではありませんが、徐々に実現しつつあります。様々な家族システムの経済危機への対応を数量的に分析するユーラシア・プロジェクトも、そうした試みのひとつです。 本研究では、こうした世界の状況を踏まえ、日本の demo-family system の特徴は何か、という問いに答えをだしたいと考えます。 もちろん「日本」という枠で一つのシステムを想定することが、そもそも妥当なのか、地域的多様性や逆に国境を超えて広がる共通性はないのかといった問題も充分論じていきたいと思います。
代表者 | 落合恵美子 | 国際日本文化研究センター |
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幹事 | 黒須 里美 | 国際日本文化研究センター |
班員 | 江川ひかり | お茶の水大学文教育学部 |
〃 | 太田 素子 | 共栄学園短期大学 |
〃 | 岡田あおい | 帝京大学文学部 |
〃 | 小野 芳彦 | 北海道大学文学部 |
〃 | 川口 洋 | 帝塚山大学経営情報学部 |
〃 | 岸本 美緒 | 東京大学大学院人文社会系研究科 |
〃 | 鬼頭 宏 | 上智大学経済学部 |
〃 | 木下 太志 | 愛知江南女子短期大学 |
〃 | 河野 稠果 | 麗澤大学国際経済学部 |
〃 | 小島 宏 | 国立社会保障・人口問題研究所 |
〃 | 斎藤 修 | 一橋大学経済研究所 |
〃 | 坂本 勉 | 慶應義塾大学文学部 |
〃 | 佐々木陽一郎 | 千葉大学法経学部・名誉教授 |
〃 | 沢山美果子 | 順正短期大学 |
〃 | 清水 浩昭 | 日本大学文理学部 |
〃 | 高木 正朗 | 立命館大学産業社会学部 |
〃 | 高橋 基泰 | 愛媛大学法文学部 |
〃 | 田代 和生 | 慶應義塾大学文学部 |
〃 | 津谷 典子 | 慶應義塾大学経済学部 |
〃 | 坪内 良博 | 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 |
〃 | 坪内 玲子 | 龍谷大学経済学部 |
〃 | 友部 謙一 | 慶應義塾大学経済学部 |
〃 | 中里 英樹 | 松阪大学政治経済学部 |
〃 | 成松佐恵子 | NHK学園 |
〃 | 羽中田岳夫 | 彦根市市史編纂室 |
〃 | 浜野 潔 | 京都学園大学経済学部 |
〃 | 原 俊彦 | 北海道東海大学国際文化学部 |
〃 | 東 昇 | 愛媛県歴史文化博物館 |
〃 | 廣嶋 清志 | 島根大学法文学部 |
〃 | 藤田 苑子 | 慶應義塾大学文学部 |
〃 | 松浦 昭 | 神戸商科大学商経学部 |
〃 | 松下敬一郎 | 龍谷大学社会学部 |
〃 | 三浦 忍 | 九州産業大学経済学部 |
〃 | 溝口 常俊 | 名古屋大学文学部 |
〃 | 宮坂 靖子 | 奈良女子大学生活環境学部 |
〃 | 村越 一哲 | 駿河台大学文化情報学部 |
〃 | 村山 聡 | 香川大学教育学部 |
〃 | 山本 準 | 鳴門教育大学学校教育学部 |
〃 | 吉田 光男 | 東京大学大学院人文社会系研究科 |
〃 | 米村 千代 | 千葉大学文学部 |
〃 | ハラルド・フース | ドイツ日本研究所 |
〃 | 石井 紫郎 | 国際日本文化研究センター |
〃 | 笠谷和比古 | 国際日本文化研究センター |
〃 | 山田 奨治 | 国際日本文化研究センター |
〃 | 速水 融 | 国際日本文化研究センター |
〃 | リストファー・ウィルソン | 国際日本文化研究センター |
〃 | 仲井(高橋)美由起 | 国際日本文化研究センター |