■イベント 日文研フォーラム
2018年9月11日 第323回 日文研フォーラム
- 概要
- 日本では地震や津波、火山噴火など自然災害の経験や被害を描く、いわゆる「震災文学」が前近代から綿々と創作されています。韓国では2014年4月に仁川と済州島を結ぶ大型旅客船の沈没という惨事をとおして「災難文学」という文学ジャンルが新たに認識されるようになりました。現代社会の災害・災難は単に自然災害だけではなく、近代文明の高度化が進むに従ってその多様性を増し続けています。
本発表ではこのような災難現象を描いた文学を「災難文学」と捉えて日・韓の災難に関する文学を比較することで、その文学に潜む両国の文化的な特徴を検討します。
- 発表者
- 日本と韓国における「災難文学」の比較とその文化的背景
鄭 炳浩 高麗大学校日語日文学科(韓国) 教授 /国際日本文化研究センター 外国人研究員
- コメンテーター
- 坪井 秀人 国際日本文化研究センター 教授
- 司会
- 吉江 弘和 国際日本文化研究センター 助教
- 場所:
- ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
- 開場時間:
- 13:40
- 開始時間:
- 14:00
- 終了時間:
- 16:00
- 申込み:
- 不要・整理券配布
・13:15頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
- 受講料 :
- 無料
- 定員:
- 先着180名まで