■イベント 日文研フォーラム

2017年12月12日 第316回    日文研フォーラム

概要
 明治時代、緑茶が日本の主力輸出商品であったことはよく知られています。実は、その八割はアメリカに輸出されていました。ちなみに、当時のアメリカでは主に緑茶が消費されていました。
 本講演では、日本の商人たちがいかにしてアメリカ市場向けに「Japan Tea ブランド」を構築したか、その努力と挑戦の過程を考察します。
 さらに、そのブランドは翻って、昭和初期の日本における緑茶の消費パターンに大きな影響を与えることになりました。その側面についてもご紹介したいと思います。
発表者
「Japan Teaブランド」の構築――太平洋を渡った緑茶
ロバート ヘリヤー   ウェイク・フォレスト大学歴史学科(米国)  准教授   /国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター
熊倉 功夫   MIHO MUSEUM  館長   
司会
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授   
場所:
ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:
18:10
開始時間:
18:30
終了時間:
20:30
申込み:
不要・整理券配布
・17:45頃より整理券を配布。開場時間になりましたら、整理券の番号順にご入場頂きます。
・整理券をお持ちの方のご入場が終わりしだい、通常の受付を開始します。
受講料 :
無料
定員:
先着180名まで