■イベント 日文研フォーラム

2015年12月1日 第295回    日文研フォーラム

概要
 北京政府の外交総長、南京国民政府の外交部長を務め、中国不平等条約撤廃運動の先頭に立った王正廷(1882―1961)は、実は「日中親善」を唱えた最初の中国人の一人でした。彼の「日中親善」論は、その後の日中関係が辿った道を考えるうえで示唆に富んでいます。
 日本も中国も大きな転換期にあり、今後の日中関係の在り方や進むべき方向性が問われている今、岐路に立った1920年代の日中関係を思い出し、その時代に生きた代表的な外交官による「日中親善」論を、あらためて振り返ってみる必要があるのではないかと思います。
発表者
日中両国はどう付き合うべきか
――王正廷の「王道・覇道」論から考える

高 文勝   天津師範大学(中国)  教授   /国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター
山田 辰雄   慶應義塾大学  名誉教授   
司会
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授   
場所:
ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:
13:40
開始時間:
14:00
終了時間:
16:00
申込み:
不要
受講料 :
無料
定員:
先着180名