■イベント 日文研フォーラム

2015年7月7日 第291回    日文研フォーラム

概要
 猿楽、舞楽、能、狂言、歌舞伎、文楽など、日本の伝統芸能は、男性中心の世界であるとされています。たしかに、中世以前から現在に至るまで、演者も作者も主に男性が占めていました。本講演ではそうしたなかで、女猿楽、女曲舞、女房狂言、女文楽などのジャンル、また歌舞伎の「女暫」、「女鳴神」、「女忠臣蔵」といった演目に注目し、日本の伝統芸能における「女性」の存在を探ります。そして、このような女性中心の芸能や歌舞伎の狂言を、「おんなもの」として定義できることを論じたいと考えております。
発表者
おんなもの ――日本の伝統芸能における「女性」の登場とその表象をめぐって
ガリア トドロヴァ ペトコヴァ ガブロフスカ   ブルガリア国立演劇映画芸術アカデミー  客員講師   /国際日本文化研究センター  外来研究員(国際交流基金フェロー)
コメンテーター
佐伯 順子   同志社大学  教授   
コメンテーター
森山 直人   京都造形芸術大学  教授   
司会
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授   
場所:
ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:
18:15
開始時間:
18:30
終了時間:
20:30
申込み:
不要
受講料 :
無料
定員:
先着180名