■イベント 日文研フォーラム

2015年6月11日 第290回    日文研フォーラム

概要
 陶磁器文化の形成は、他に類を見ない、日韓をまたがる大きな文化史として捉えることができます。その過程で本質的に重要であったのは何か――本講演では、数奇者が絶賛した井戸茶碗の陶片を辿って、現代の視点から文禄慶長の役当時を凝視し、日本に渡来した朝鮮陶工の足跡を追いかけることで、モノと人の移動から文化の変遷を探求します。また、往時から現代に視線を向け直し、貴重な埋蔵文化資料の再生、保存の道についてもご一緒に模索したいと思います。
発表者
火の女神と神になった男-16世紀の井戸茶碗を中心に-
朴 正一   釜山外国語大学校  教授   /国際日本文化研究センター  外国人研究員
コメンテーター
谷 晃   野村美術館  館長   
コメンテーター
森 洋久   国際日本文化研究センター  准教授   
司会
佐野 真由子   国際日本文化研究センター  准教授   
場所:
ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
開場時間:
13:40
開始時間:
14:00
終了時間:
16:00
申込み:
不要
受講料 :
無料
定員:
先着180名