■イベント 日文研フォーラム
2014年10月14日 第282回 日文研フォーラム
- 概要
- 1897年から1900年にかけて、日本政府は二冊の本を通じて日本を世界に紹介しました。一方はフランス語、もう一方は英語による出版で、いずれの計画にも岡倉天心がかかわっています。フランス語の本、Histoire de l’art du Japon(日本美術史)は、当初、岡倉が編集にあたることになっていましたが、個人的な事情ですぐにその任を外され、別の人物にかわりました。英語のJapan, described and illustrated by the Japanese(日本人によって書かれ、描かれた日本)には、岡倉がサインした十枚の絵画紹介が含まれています。
このたびの講演では、両書の編集者や岡倉が、日本の美意識をどのようなものとして紹介しようとしたのか、さらには、日本は明治時代に、どのように外国人に紹介されたのか、考察してみたいと思います。
- 発表者
- 『日本が自ら日本を世界に紹介した最初の本にみる日本の美意識について』
エミリア シャロンドン トゥールーズ・ル・ミライユ大学 講師 /国際日本文化研究センター 外国人研究員
- コメンテーター
- 稲賀 繁美 国際日本文化研究センター 教授
- 司会
- 佐野 真由子 国際日本文化研究センター 准教授
- 場所:
- ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
- 開場時間:
- 13:40
- 開始時間:
- 14:00
- 終了時間:
- 16:00
- 申込み:
- 不要
- 受講料 :
- 無料
- 定員:
- 先着180名