■イベント 日文研フォーラム
2013年2月12日 第264回 日文研フォーラム
- 概要
- 近代以降の日本および欧米における主要な中日文化異同論の変動、その特徴や指向性についてお話ししたい。大きく区分すれば、次のような変遷が見出されるであろう。近代の日本では、中日文化類似論から中日文化相違論へと転換し、東アジアにおける日本の先進性と指導性が主張された。戦後になると、東アジアの前近代性についての議論が、日本が他のアジア諸国に対して特殊であるとの見方に変わっていく。欧米ではこれと並行して、東アジア諸文化の類似論から、日本が東アジアの一員でなく、独特な文明圏であるという主張への移行が見られた。
- 発表者
- 『中日文化異同論の推移――近代以降の日本と欧米の学界を中心に』
張 翔 国際日本文化研究センター 外国人研究員 復旦大学 歴史系 教授
- コメンテーター
- 伊東 貴之 国際日本文化研究センター 教授
- 場所:
- ハートピア京都 3階大会議室 京都市中京区竹屋町通烏丸東入る清水町375
- 開場時間:
- 13:40
- 開始時間:
- 14:00
- 終了時間:
- 16:00
- 受講料 :
- 無料
- 申込み方法:
- なし
- 定員:
- 180名