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検索対象事例

アクリョウ
1972年 沖縄県
組踊の台詞を競うことにより、赤子を奪おうとする悪霊が近づかないようにする。

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アクリョウ,アジ
1972年 沖縄県
産室に〆縄を張る事や、産室の入り口に十文字の竹を掛けておくアジにより、赤子を奪おうとする悪霊が近づかない様にする。
類似事例

アクリョウ
1972年 沖縄県
産褥中、女性の客は産室にて産婦と語り明かし、男性の客は夜通し歌い踊る事により、赤子を奪おうとする悪霊が近づかない様にする。
類似事例

(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子を外出させるときは、悪霊から守るために顔にヘグロを薬指でつける。これは美男美女の赤子は悪霊に好かれるという言い伝えによる。薬指にかかわる俗信。
類似事例

アカゴイシ
1971年 長野県
赤子石には、赤子の跡が深く刻まれている。赤子が泣く時は、その岩に赤子が泣かないようにと願いに行くと、不思議と泣き止むという。
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チョウキョウスギ
1944年 山形県
修験入峰の折に拝する老杉が2本ある。高さも太さも同じくらいで、互いにその長大を競うことから長競杉と呼ばれる。一方が負けて枯れると、隣の杉がにわかに太り出して、また互いに大を競うと言われる。
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(キエルオオキナフネ)
1976年 大分県
大きな船がどんどん近づいてきて、突然ぼっと消えることがあるという。
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ナージキ,アクリョウ
1972年 沖縄県
老婆が赤子を抱いて庭に出て桑製の小弓で箕を射、仏壇の間にて赤子を東枕に寝かせ、蟹やバッタを這わせたりウブミジ(産水)を3度額に付けるナージキ(命名)の儀礼の1種により、悪霊から赤子の魂を守る。
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アカゴノアシアト
1992年 島根県
桑並川にある赤子渕で、岩に赤子の足あとがついていることがあった。
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アクリョウ
1972年 沖縄県
臨終後、悪霊と化した死者の霊に魂を奪われる事を防ぐ為,家族以外は屋外に出る。
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シラノカミ,アクリョウ
1972年 沖縄県
産室にジル(いろり)を作っておき、出産後ジルの中に3個の小石で竈を作る。これはシラ(産)の神の化身であり、赤子を奪おうとする悪霊から守ってくれる。
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ヘビ
1974年 宮城県
赤子が蛇に呑まれそうになったところを、雷様が助けてくれた。その赤子の家は金持ちになった。
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アカゴイシ
1932年 愛知県
赤子の足跡の付いた石がある。その石のある方向からは、離れていても赤子の鳴き声が聞こえるという。
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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子の名付け祝いをナーチケユェーと言うが、このとき赤子の額に鍋底のヘグロをつけてやる。これは神は美しい赤子を欲しがるので、わざと醜くしてやるのだという。
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オンナ
1990年 秋田県
梅津忠兵衛という侍が丑三つ時に山道を歩いていると女が現れ赤子をたくされた。女は消え、赤子は次第に重くなった。念仏を唱えると赤子は消え女が現れ、「私は山の氏神であり、赤子は氏子の胎児である。助力により無事生れた」といい、礼に怪力を授けられた。
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サル,ヤマジョロウ
1975年 高知県
猟師の定次が家に帰ると、見知らぬ女が夕飯の支度をしていた。しばらくは夫婦のように暮らしたが、程なく女は子を宿し、ある夜赤子の泣き声がしたかと思うと女と赤子は跡形もなく消えていて、寝床には野猿の毛がつもっていた。赤子は山女郎となったという。
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カゼ
1956年 鹿児島県
奄美大島では、この世には肉眼で見られない諸々の悪霊がいて、それにあたると病気を起こすと信じられていた。「かぜ」はすなわち悪霊であると考えられていた。
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フナユウレイ
1929年 長崎県
千々岩海で3人で漁をしたが、全く釣れないので帰路につく途中、櫓の音が聞こえた。その舟が近づいてきたので、見てみると10本ばかりの足と、瀕死の人の声が聞こえた。漕ぐたびに熱が奪われるような気がした。海岸に近づくと、その舟は見えなくなり、波が白濁したと思ったら体が軽くなった。
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カッパ
1977年 青森県
子守が赤子を川原において遊んでいたら、赤子がいなくなり、下流で溺死体になってあがった。河童にさらわれた。
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〔ヘイホウバラ,ヘイホウガハラ〕
1956年 宮城県
田束嶺山の天狗が集って、刀を抜いて舞い飛び、兵法の秘術を競った。
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イチジャマ
1972年 沖縄県
代々悪霊に取り憑かれたイチジャマ(生悪霊)の家系は「種子を悪くする」という事で結婚に支障があった。家族の反対を切ってイチジャマの噂のあるN家の娘と結婚したM家の息子は間もなく死去した。
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テング
1995年 静岡県
若夫婦が赤子を小屋に置いて畑仕事をしていたら、大鷲が赤子をさらって岩岳山に飛び去った。若夫婦は大鷲を追って山に行き、2度と戻ってこなかった。それから50年程して、乞食の老婆が小屋の近くで息絶えていた。村人は赤子と老婆の墓を並べて作った。赤子を持ち去った大鷲は、岩岳山の天狗の使い。
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