ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 亀淵のひょうすぼうに尻子をぬかれそうになった。ひょうすぼうは仏様の茶がきらい。
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ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 団治郎淵にはひょうすぼうがいた。
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ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 1910年ごろのこと。ひょうすぼうが火難を知らせてくれた。
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ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 一道家でひょうすぼうがいたずらをしたので、手を切り取った。その手は開けずの箱に入れられて、今も分家の平田家にある。
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オデキノイッパイデキタコドモ 1996年 東京都 大晦日にはおできのいっぱいできた子どもが「おぼう、おぼう」と言って現れる。その子をおんぶして、自分の家の縁側に下ろすと、「ガラーン」と音がして、お金がいっぱい入ると言う。
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ジュウジボウズ 1956年 群馬県 家の中にも化けものが出る。夜の10時頃出るのを「十時ぼうず」と言う。母親が子供を寝かしつける場合などに、「早く寝ないと十時ぼうずが出るぞ」などと言う。
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カッパ 1957年 宮崎県 5月5日につののぼうをつくって食べないと河童に引かれるという。これは昔ある人が河童に会って相撲をとろうと誘われた時、家に帰ってつののぼうを食べなければならない、といって断った為、河童に引かれずに済んだ事によっている。
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ヒョスボウ,ヒョウスボウ 1992年 宮崎県 ひょうす坊は4歳児くらいの大きさで、水かきがあり、頭に皿がある。相撲を取ろうと言って来るので、頭を下げてからとるといい。
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オニ,カクシバアサン(ゾクシン) 1925年 東京都 夜かくれんぼうをしていると、鬼やカクシバアサンに連れて行かれる。
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ボウズ 1936年 兵庫県 昔、雨がしょぼしょぼと降る晩、ぼうずという大入道が出た。そのうちに腰の抜けた者も出たという。
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タヌキ(ゾクシン) 1925年 大分県 麦が高く成長した頃にかくれんぼうをすると、狸に騙される。
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ヒダルボウ 1936年 兵庫県 西宮市外の鷲林寺の奥にある小暗峠を越えるとき、峠の上にある休憩場所の傍を流れる谷川の水を飲むと必ずひだるぼうがとりついて歩けなくなるが、弁当を食べれば治るという。昔、信長に敗れた武田信玄がこのあたりに隠れていたが、食べるものがなくなって餓死し、その亡念がひだるぼうになったという。「ままよんでくれ」と言うひだるぼうもいるらしい。
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ヒヒ,シラハノヤ 1989年 長野県 遠州の府中という村では、秋の祭には氏神様に人身御供として娘を差し出さねばならず、それは白羽の矢で決定されていた。あるとき、村にやってきた六部が氏神に泊まったところ、何者かが「信州信濃の光前寺、へえぼう太郎に知らせるな」と踊っているのに気づいた。翌朝村に立ち寄った六部は、村人から人身御供の話を聞き、化け物を退治するためにへえぼう太郎を探して信州へ向かった。
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ユウレイ 1987年 長野県 幽霊は恨みを晴らすために,ぼうと幻のように古いくず屋にでる。
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カワボウズ 1988年 愛知県 人に化けた川ぼうずに、嫌っているえんどうを無理に食べさせると、姿を見せなくなった。淵を見に行くと大鯉が死んで浮いており、腹を切り開くと中からえんどうが出てきた。
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ボウズコイ 1940年 東京都 武州八王子の俗信。夜に赤ん坊が泣くと、ぼうずこいが山から来て、羽の中に入れてさらっていく。
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ヒョウスンボウ,ヒョウスボ,カッパ,ガタロウ 1999年 宮崎県 河童(ガタロウ)を高鍋ではひょうすんぼう、ひょうすぼという。ある春の雨の夜、高鍋の殿様が水源不足に悩んでいると、堀端の茂みから黒い影がヒュルル…ヒュルル…と鳴きながら出てきた。その夜、殿様の枕元に年を経たひょうすんぼうが3匹出て、夢に水源の場所を教えた。用水路が造られ、以来高鍋でも米が豊かに取れるようになった。
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イヌ,ヒヒ,シラハノヤ 1989年 長野県 光前寺に迷い込んだ山犬が子犬を産み、住職はその一匹を引き取って早太郎と名付けた。その頃、遠州の府中という村では氏神に娘を人身御供に差し出していた。ある六部が氏神に泊まったところ、「光前寺のへえぼう太郎に知らせるな」という声を聞く。村人に頼まれて、六部はへえぼう太郎を捜しに信州に行き、和尚から早太郎を借りる。娘の代わりに差し出された早太郎はひひを退治し、傷ついた体で寺に戻ると息を引き取った。
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デッチラボウ 1982年 群馬県 でっちらぼうという大男が榛名山に腰掛けてふんばったので、足跡があくつの沼になった。
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オボウリキ 1934年 秋田県 あまり古くないころ、相撲の強い小男がいた。おぼう力を授かった者であった。江戸の相撲取りもこの男には勝てなかった。
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カクレババ 1956年 路地の隅または袋小路の行き止まりなどに隠れ婆がいて幼児をさらうので、夕方かくれんぼうをすることを戒めた。
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