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検索対象事例

マルイワノゼンワン,ミズノセイ
1987年 長野県
昔,ある村に働き者の若夫婦がいて,川の水を大変大事にしていた。子がいなかったので,田圃の行き帰りに道祖神にお参りしているうち,男の子が生まれた。

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マルイワノカシワン,ユメマクラ,ミズノカミサマ
1987年 長野県
昔,ある村に働き者の若夫婦がいた。子がいなかったが,川の水を大事にし,田圃の行き帰りに道祖神にお参りしているうち,男の子が生まれた。
類似事例

マルイワノカシワン,ユメマクラ,ミズノカミサマ
1987年 長野県
働き者の若夫婦が道祖神にお参りしていると男の子が生まれた。お祝いをしたかったが客用のお膳がない。すると二人の夢枕に美しい女が現れ,必要な数を紙に書いて丸岩の割れ目に投げ込めば膳と椀を貸してくれるという。言われたとおりにすると,翌朝丸岩の前に膳と椀が並んでおり,元の場所に返すと何時の間にか消えていた。以後村中が借りるようになったが,誤魔化す者がいて二度と貸してもらえなくなった。
類似事例

マルイワノゼンワン,ミズノセイ
1987年 長野県
働き者の若夫婦が道祖神にお参りしていると男の子が生まれた。お祝いをしたかったが客用のお膳がない。ある時二人が同じ夢を見た。美しい姫が現れて水の精の使いであると名乗り,必要な数を紙に書いて丸岩の割れ目に投げ込めば膳と椀を貸してくれるという。言われたとおりにすると,翌朝丸岩の前に膳と椀が並んでおり,元の場所に返すと何時の間にか割れ目の中へ消えていった。以後村中が借りるようになったが,誤魔化す者がいて二度と貸してもらえなくなった。
類似事例

カミサマ,ウンサダメ
1967年 新潟県
昔、乞食が村のお宮に泊まっていると神々が村で生まれた男の子が20歳で蜂に刺されて死ぬと話しているのを聞いた。20年たって乞食が村に再び訪れると、そのとき生まれた子が鉢に刺され死んで葬式をしていた。
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カマイタチ
1998年 新潟県
男の子が川を飛び越える遊びをしていると、男の子の足の肉が裂けた。血は出ていなかった。かまいたちがやったのだろう。
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キツネ
1955年 山形県
日露戦争の頃、狐の子を産んだ女がいた。出征した夫が早く帰るように毎夜お稲荷様にお参りしていたら、突然主人が戻ってきた。生まれた子は毛の無い狐のようだった。
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コウボウダイシ,ミズナシガワ
1948年 兵庫県
昔、お婆さんが川で洗濯をしていたとき、汚い乞食僧が「水を飲ませてくれ」といったが、あまりに汚かったので、お婆さんは「水はない」といって断った。乞食僧は大変怒り、錫杖でぐるぐると水をかきませた。すると、みずはみるみるなくなり、川は川原になった。坊さんの姿は消え、空から「そんな、よくない者がいるなら「水なし川」にしてやる」という声が聞こえてきて、それ以来、安黒川は大雨のときでないと水が流れない川になった。
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セコンコ
1992年 宮崎県
ある小雨の朝、山の中で男の子が早足に歩いていく。つけると、川に飛び込んだ。セコん子だったんだろう。裸ん坊の男の子を見た人もいる。
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キツネ,ネコ
1915年 愛知県
猫は狐と夫婦になるといわれている。
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ダイジャ
1993年 埼玉県
子供がいない夫婦が、お諏訪様にお参りをして、女の子を授かった。15歳になった時、その子は諏訪に行くと言い出した。夫婦は不思議に思いながらお祝いをして送り出すと、女の子は池の所で大蛇になった。
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カエルノコ,カミサマ
1928年 鹿児島県
子供のいない老夫婦が神へ祈ると、老婆のひざから蛙の子が生まれた。蛙の子は村一番の金持ちの娘を連れて帰り、祝言をあげることになった。花嫁の次に風呂へ入ったとたん、蛙の子は立派な若者になった。老夫婦は神様が授けてくれた子だと言って喜んだ。
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ドウソジン(ゾクシン)
1964年 群馬県
道祖神の見えるところでは子どもは育たないといわれている。
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ヨモジガエリ,ヨミジガエリ,イキカエリ
1982年 新潟県
村のゴンゾウという家で、7つの男の子が死んで葬式の準備をしていたところ、ヨモジガエリして水をねだった。その子にどこまで行って来たかと聞いたら、川のところまで行き、そこを渡ってきたという。その川は三途の川で、渡ればヨモジガエリをしてもまた死ぬものだという。その子は3月ほど生きていたがまた死んでしまった。
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シカノコ,イズミシキブ
1931年 佐賀県
昔、子供のいない老夫婦が村の観音堂に祈ると、福泉寺の和尚に子をもらえというお告げがあった。お寺に泊ると、夜更けに赤子の声がしたかと思うと、雌鹿が赤子に乳を飲ませていた。老夫婦がこの子を連れて返って育てたところ美人に育ったが、足の指が2つに別れていて、人間のものとは違っていた。その子が和泉式部で、足の指を隠すために和泉式部はいつも足袋を履いていたといわれている。
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ヌレヨメジョウ(ユウレイ)
1973年 鹿児島県
昔は難産死する女性が多かったが、もし子供が生まれないうちに母親が死んだら、夫は腹を鎌で木って子を出してから埋葬した。そうしないと埋葬したあとにヌレヨメジョウ(幽霊)になって出るという。子が生まれてから両者が死ぬと、子は母親に抱かせて葬り、1本墓石を立てた。
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(ゾクシン)
1986年 愛媛県
出産に関する俗信。おりどこが右にいると男の子、左にいたら女の子が生まれる。神さまにお供えをするときにもんもりとご飯を盛るときれいな子どもが生まれる、など。
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キツネ
1974年 京都府
昔、京の北にある船岡山に夫婦の老狐がいた。夫婦も5匹の子も異相であった。夫婦は5匹の子を連れて稲荷山に参り、稲荷の眷属になりたいと誓願した。すると明神がそれを認めたという。
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メヒトツコゾウ
1933年 静岡県
田方郡では12月の八日節供に目一ツ小僧が来て、家の者の運を帳面につけ、それを道祖神に預けていくといわれている。2月8日に再びやってきて、道祖神に「あの帳面はどうした」と聞くが、道祖神は「子供が焼いてしまった」と答えることになっている。
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コソダテジゾウ
1987年 長野県
和の東上田にある。昔,仲のいい夫婦がいたが子供がいなかったので,家の近くの地蔵さんに子供を授けてくれるよう一日も欠かさずお参りした。何年か経ってついに女の子が生まれ,大変可愛がっていたが,3つのとき流行病で亡くなってしまった。ある夜,お地蔵様の所へ行って見ると,石の地蔵様から光が出ているように見え,何処からともなく仏様の声が聞こえた。「お前達の娘はこの地蔵に生まれ変わった。この地蔵を娘と思って育てなさい。」というので,夫婦はそれから明るくなって地蔵さんの世話をした。
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キツネ
1995年 山形県 
昔は、魚を持って帰ると、きつねが人間に化けて「風呂はいれ」と誘った。水に入っているうちに、魚はなくなっている。
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ハラミザル,タタリ
1999年
孕み猿を撃ったりすると、妻の出産が大変になったり流産するといわれる。また子供は猿に似た子が生まれると言われる。
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