ガワタラ 1991年 滋賀県 河童をガワタラという。マキノ町知内の、川裾祭の7日前から祭礼の日までの間に川に行くとガワタラがお尻を抜くといって誰も川に行かない。
類似事例 |
|
カッパ 1956年 滋賀県 7月28日の川裾祭の7日前から祭りが終わるまでの間、川に行くカッパがケツを抜くという。昔、川原でカッパが何か拾って喰っていたのを村人が見た。
類似事例 |
|
(マジナイ) 1957年 山梨県 歯痛の時には頬に墨を塗る。
類似事例 |
|
シブヤサン,カッパ 1952年 熊本県 高戸村では、部落ごとに河童の神様が祭ってあり、これをシブヤサンと呼んでいる。旧暦の9月5日がお祭りで、子どもたちがその祭りを管理している。
類似事例 |
|
ロウバノタタリ 1979年 長野県 梶谷に愛宕様があり、これは火の神様である。昔、村人が老婆を追い出して家を焼いた。そのタタリを恐れて愛宕様を招いたという。1月24日が祭日である
類似事例 |
|
オダイシサマ 1964年 秋田県 11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。小豆粥を煮て長い萱の箸を添える。それは、お大師様には24人もの子どもがいて、その子どもたちを養うために使うのだという。
類似事例 |
|
カッパ(ゾクシン) 1952年 熊本県 小川町での聞き取りによれば、泳ぎに行くときは、足首に墨壺の糸を結んでおけばよいという。
類似事例 |
|
カワタロウ 1923年 京都府 木津川に遊びに行った子どもが川で消えると、てっきり河太郎に引かれたものだろうと噂した。
類似事例 |
|
キツネビ 1989年 長野県 夜中、田んぼの中で火が燃えたり丘の向こうの山の辺りで火がついたりして明るくなることがある。きつね火だという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1939年 千葉県 愛宕様の祭礼は1月24日である。毎月24日は、愛宕様が嫌いだといって、酒類・酢類を全く使わず、甘酒も飲まないという。
類似事例 |
|
ガタロ 1915年 和歌山県 住吉様の日に、水浴びをしに行くと、河太郎に尻を抜かれる。
類似事例 |
|
キツネ,(ゾクシン) 1916年 長野県 夕方に新しい草履をおろすと狐に化かされる。これを防ぐためには、草履の裏に鍋尻の墨を塗っておくと良い。
類似事例 |
|
ヤマノカミ 1971年 茨城県 11月15日は山の神のまつりで子どもたちがご神木とした松の木のまわりにワラを集めて火をつけるドンドンヤをする。これは山の神は貧乏で、暮には借金取りがくるので、火事になった言い訳をするために焼く。
類似事例 |
|
ガタロ 1915年 和歌山県 祇園さんの日に、水浴びをしに行くと、河太郎に尻を抜かれる。
類似事例 |
|
ガタロウ 1972年 奈良県 河太郎が出て、河へ入ったものの尻を抜く。
類似事例 |
|
カワタロウ 1986年 京都府 馬を川につけていたら、河太郎が馬を水の中に引っ張り込もうとした。河太郎を陸に引きずり上げると、二度としないことを約束させて逃がした。その翌朝から毎日、門の所に川魚が数匹置いてあった。河太郎が気の毒になってある日コボセの木の枝に魚を刺して門に置いておいたら来なくなった。河太郎はコボセの臭気を嫌う。
類似事例 |
|
ガラッパ 1982年 鹿児島県 昔、夏の暑い日、寺の小僧が川へ泳ぎに行った。ところが河童に尻を抜かれて殺された。それを知った住職は怒って川の水を干した。河童の代表が謝りに来て、尻をとった河童を引き裂いて見せた。
類似事例 |
|
ヤマワロ 1974年 熊本県 赤ん坊ほどの大きさで全身に毛が生えている。小豆飯を好む。仕事を手伝ってくれた時はお礼としてオコゼと酒をあげる。炭焼き小屋の風呂に入りに来る。墨壺で墨を仕事場の周りに張っておけば中に入ってこない。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1982年 新潟県 歯痛に関する呪的療法。墨で頬にキツツキと書く。墨で頬に丸を書く、など。
類似事例 |
|
ジゾウマツリ 1973年 富山県 地蔵まつりは八月二十四日前後が県下で一番多い。地蔵は子どもを守ってくれるので、地蔵まつりは子どもたちの管理であった。
類似事例 |
|
(コドモノユウレイ) 1971年 福島県 子どものお棺に六文銭を入れてやらなかった。子どもが買い物に来るが、いつもその子どもだけが買えないで見ているという話を聞いて行って見たら、自分の子どもだったという。後になって掘ってみたら金を入れてやっていなかった。だから忘れずに入れなければならない。
類似事例 |
|