国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
玄関口を守護する呪物に関する俗信。玄関口に「塞神三神」という札を貼り、悪霊悪疫が入り込むのを防ぐ。春祈禱の時のシンギョウヨミの木を立てて魔除けとする。アワビを下げて魔除けにする、など。

類似事例(機械学習検索)

サカナノシッポ
2000年 香川県
魚のしっぽを玄関のカマチに貼っておくと病気にならない。
類似事例

ゲンカンノチャイム,ユウレイ
1999年 栃木県
夜中の1時ちょうどに玄関のチャイムが鳴った。家族はみんなすでに寝ていたので、自分が玄関へ行ったら誰もいなかった。その日、近所のおじさんが死んだということを後で知った。
類似事例

(ゾクシン)
1984年 新潟県
災難除けに関する俗信。ハリフグ(針千本)を入口に下げ、魔除けにする。オコゼの頭を下げる、など。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
悪霊を防ぐために、大きな草鞋を境の老木に下げる。
類似事例

ホトケサマ
1977年 山形県
8月13日、仏様が苗代で足を洗って入ってくるので、朝、玄関口の田の草をむしる。
類似事例

セコ
1986年 大分県
セコは牛馬について暴れさせるので,アワビの殻を馬屋の入り口につり下げている。その説明としてはセコが光るものを恐れるから,アワビには目が多いからなどといわれる。安心院(現宇佐市)では七つ目のアワビに威力がある。
類似事例

キツネ
1988年 長野県
きつね人にがついたことがある。そうしたきつねを離すときには神札を貼った。
類似事例

オニ
1973年 富山県
鬼が入ろうとのぞくと目をつくので、若木迎えのがやのきは玄関口に立てる。また、下立の一部では、ガヤの木に、旧暦で十三月ある時は十二月、十二月の時は十三月と書いた札をはさんで窓口に出す。すると鬼が不思議に思って寄ると目を突く。
類似事例

クチサケオンナ
1990年
口裂け女。耳まで口が裂けていて、口が隠れるくらいの大きなマスクをしている。必ずコートを着用している。無言で後をつけてくる。家の前に来るとさっと消える。つけられた人は振り返ったり口をきいたりしてはいけない。
類似事例

オニ,(ゾクシン)
1960年 三重県
大晦日の晩にはサイラの頭を焦がしてオカの葉に挿し、入り豆を添えた、鬼の目つきを作り、玄関に置く。大晦日に来る鬼が玄関に入らぬよう、幸せになるまじないである。
類似事例

(トウジュツ)
1979年
唐術というのは、馬の口より人がでたり、口より火を吐いたりする類のことをいうのだろう。
類似事例

(フホウ)
1986年 埼玉県
人が死ぬ時は、戸をたたくような音がする。男が死ぬ時は家のトボグチ(玄関)、女が死ぬ時は流しで音が聞える。
類似事例

キツネ
1979年 岐阜県
玄関の戸を叩く音がしたので開けたら誰もおらず、狐が他の畦を跳んで逃げて行くのが見えた。
類似事例

シリョウ
1983年 山梨県
出棺の時に、玄関から棺を出すと死霊が覚えるので縁側から出す。
類似事例

(ゾクシン)
1972年 沖縄県
村内で死者が出た場合、死霊が進入するのを防ぐため、家々では門前に様々な魔除けをする。
類似事例

キツネ
1998年 奈良県
冬の寒かった時、お祖母さんが身ごもった狐の巣に綿を持っていった。翌春、きれいな娘さんがお祖母さんに家を訪ねてきた。けれども、お祖母さんが玄関に出てみると誰もいなかった。不思議に思っていると、玄関の入り口にお盆に載ったお餅が置いてあることに気づいた。狐がお礼に来たのである。
類似事例

クチサケオンナ
1986年 鹿児島県
口裂け女は口が耳まで裂けていてマスクをはめている。人に優しくし、近づいたところで大きい口でブチューとする。また、口裂け女は振られた女が自殺してなったものである。
類似事例

エキビョウヨケ
2000年 富山県
風邪・赤痢・麻疹等の厄病除けに手形を張り、悪疫が屋内に入るのを防いだ。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
悪霊悪疫が入らないようにムラの入口に老樹などを利用して〆縄を張る。
類似事例

タマシイヨビ
2001年 青森県
タマシが玄関から入れば男が、台所から入って茶碗などをガチャガチャさせれば女が死んだといった。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
馬頭観音はムラ内に悪霊悪疫を入れない境の神としてだけでなく、ムラの神まつりの場としての意味もある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内