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検索対象事例

スサノオノミコト,ヘビノカタチヲシタイシ
1977年 神奈川県
牛鞍神社の祭神は素盞嗚尊であるが、この神社のご神体である蛇の形をした石は、以前、別の寺に移そうとして運んだところ、その途中で重くなったり軽くなったりしたという。また、この神は神楽が嫌いで、大正の初めにそれをしたところ、悪疫が流行したという。

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シライワジンジャノゴシンタイ,ヘビ
1991年 高知県
口屋内ではかつて年に1回程、雨乞いをした。その際には黒尊神社と白岩神社から御神体をはいたか神社へ迎え、お祈りした。白岩神社の御神体は蛇体で、蛇はニコチンが嫌いで、猛毒なので、蛇に食わすと白色になってしまうといい、神社で煙草を吸ってはいけないといわれた。
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フドウサン
1978年 静岡県
明治の初めに熱病が流行し、大勢の若者が死んだおり、別の沢にあった不動さまを持って来て、本尊に祀ったところ、効果があった。その像を持ち上げる際、幣帛を立てたところ、軽くなったという。
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ウシイシ
1967年 福島県
頭陀寺の門前にある石は牛が寝ているような形をしているが、この寺の造営のとき木材を運んだ牛が石になったものだという。
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セイチョウスルイシ
1986年 大分県
熊野神社の御神体は成長する石として語られる。
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ジャシン
1918年 愛媛県
頭が猿、足が犬で尾が蛇である怪獣を切ったところ、各部分が別のところに着き、蛇神・猿神。犬神となった。その後狐つき等も入ってきた。蛇神の憑く家系があったが蛇の嫌いなものを撒くと、帰るといって離れていく。
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アサガワジンジャ,カグラ
2004年 香川県
阿佐川神社は通称をシコクサンといい、崇徳天皇を祭っている。明治初期、不景気のために宵祭りの神楽奉納を止めることになった。すると祭の後に、近隣の村人から大きな神楽をしていて、灯を見たとか笛や太鼓の音を聞いたという話を聞いた。氏子は誰一人としてこれを見聞きしておらず、これは神が神楽をしてくれということだろうといい、また神楽奉納をするようになった。
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ロクジゾウソン
1987年 長野県
六反田にある。江戸時代,悪疫が流行った時,領主祢津の殿様がこの六地蔵を江戸に運ばせて,霊験によって悪疫の蔓延を阻んだという。江戸に運ぶときには大変重くて碓氷峠を越えるのに苦労したが,帰りには実に軽くなって容易に超えられた。
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イズナ
1988年 岩手県
イズナは不景気になると流行するといわれ、明治末年から大正にかけて流行し、3、40年前までは話をよく聞いた。
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クライシ
1956年 宮城県
裂石神社の神が乗った鞍が石となった。
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ダイロクテン,カガミ
1983年 東京都
熊野神社をまつっている神社の神主が第六天で光がさすのを神のお告げだと思い山に登ると、かしの木に鏡がかかっていて、それを持ってきて熊野神社のご神体にしたという伝説がある。
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ダイジングウサマ,ヒノタマ
1967年 栃木県
1920年ころのこと。火の玉が飛んできて毎夜石田家の裏の柿の木に止まって、評判になった。足利の長岡の神社の神主に見てもらうと、大神宮様が合祀を嫌って逃げ出したのだというので、別の社に移したところ、出なくなった。後日、行商人がピカピカ光る砂石を拾って、不思議に思って聞いてみると、それが大神宮様の御神体だった。以来大神宮様の御神体は砂石である。
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ゴシンタイ
1974年 栃木県
ある人が星の宮神社の御神体を酒3升で貰ったら病気になった。神社に戻したら治った。
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ウシ
1931年 長野県
大昔、神様が笹原を切り開くために乗ってきた牛が死に、石になった。牛石様と呼ばれ、疫病の神様とされている。県道を設けるために移したら、翌年百日咳が流行したので、祟りだと言われた。また、欠けたときの牛の乳のようなものが出たそうである。
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モウハツ
1928年 兵庫県
悪疫が流行したときには、袂の底に毛髪を入れておくと病気に罹らないといわれている。
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イシヅチサン
1967年 愛媛県
石鎚山への参拝は、話者の7代前の先祖が御神体の巻物を受けて来たのが始まり。話者の家は1865年ごろ、以前の土地を売って現在地に引き払い、そのときに御神体も移したが、毎夜物音をさせて眠れなくなった。御神籤を引いたところ、以前の土地から動きたくないとの託宣であったので、元に帰したら休まった。そこで、今は話者の家が本部となって、以前話者の家だったところに住んでいる人が守り宿を務めている。
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カミサマ
1995年 愛知県
石作神社でお神輿を新調して神楽を催したら、流行り病が起きた。神様が騒がしいことが嫌いだということになり、神楽をやめてお神輿は埋めてしまった。
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ダイダイカグラ
2004年 香川県
小豆島では伊勢のダイダイ神楽が回ってきて家々の清めをしてくれるが、明治初期に不景気のため神楽を止めたことがあった。すると其の年、村内に疫痢が流行した。これはダイダイ神楽を止めたせいだということになり、翌年から元のようになったという。
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ジガミ
1984年 新潟県
ある日、牛を連れて山へ草刈りに出かけ、帰ろうとするが、牛が暴れて荷を落としてしまい、何回繰り返してもうまくゆかない。そこで、付近にあった石に鞍をくくりつけたら、牛がおとなしくなって、帰ることができたために、この石を大きな杉の根元に地神としてまつるようになったという。
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ウシイシ
1943年 岐阜県
昔、小泉村大原の明神様へ牛を挽いてきたところ、牛が動かなくなったため、牛挽きがそれを怒って斬ってしまった。その牛は石になり、切られた首も前に落ちたまま石になったのだという。
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〔サチョウジンジャ〕
1984年 島根県
現在の狭長神社はもともと稲荷があったところに多くの神様が合併している。もともとは佐中に社があったらしいが、ヨコヤが神体をあずかっていた。祭神はウズメノ命、天御星命だという。この神社の前を侍などが馬に乗って通ると必ず落馬して1年に1人は死んでいたので下に社を下ろしたという。
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イシ
1923年 岩手県
荒神神社に小牛くらいの大きさの黒い円石がある。娘がこの石に腰掛けると石に密着して離れなくなった。石の言うとおり、山に上げて神として祭った。娘は巫女になった。
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