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検索対象事例

コシモトガニ
1982年 群馬県
箕輪城が落ちる時に、お姫様は榛名湖に身を投げた。腰元も後を追い、腰元ガニになった。

類似事例(機械学習検索)

リュウ,ハルナコノヌシ
1989年 群馬県
榛名湖にお姫様が飛び込んで、竜になって榛名湖の主になってしまった。腰元も城には戻れないと榛名湖に入り、蟹になった。蟹を食べたら榛名湖には行けないと子供のころには言われた。
類似事例

リュウ
1982年 群馬県
箕輪城が落ちる時に、お姫様は沼に身を投げて竜になった。善導寺に行ってコケラ(鱗)を1枚置いてきた。
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オキク
1936年 滋賀県
昔、城攻めされた時、領主が米を使って水があるように見せた。けれども、領主の腰元が敵兵に捕らえられ、白状したので、露見してしまった。領主は腰元の妹のお菊を殺して池に投げ込んだ。それから雨の降る日にはお菊の姿が現れたり泣き声がしたりするという。
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ガニ
1980年 秋田県
昔、ガニ沼から大きなガニが出てきて、若勢を怖い目にあわせた。以来その沼をガニ沼と言うようになった。
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イド,シロ,オヒメサマ
1949年 福井県
丸岡の城が攻められて落ちそうになった時、お姫様が「自分の命を捧げますから、お城をお守り下さい。」と祈って城内の井戸に身を投げた。敵が総攻撃に移ると、井戸から霞が立ち登って城を隠してしまった。
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ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
木部様というお殿様の娘が榛名山の榛名湖に入って大蛇になった。お供の腰元も帰れないと言って沼に入ってカニになった。カニを食べると榛名に行けない。5月5日に木部祭りといって、榛名湖にホケエに入れた赤飯を流す。ホケエは沈んで、空になってまた浮いてくるという。
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ダイジャ
1982年 群馬県
榛名湖の氷を鋸で切って出しているとき、その鋸が榛名湖の主の大蛇になったお姫様に当って、お姫様の怪我が絶えないので、室田の長年寺の井戸に引っ越して、男に化けて将棋をさしにきた。やがて正体を言わなくてはならなくなり、井戸から天に昇った。
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ウツクシイコシモト,サクラ,オンナノセイ
1984年 長野県
許婚がいる御近習と相思相愛になった腰元は、そのかなわぬ恋のために、桜の木の下で自殺する。それから数日後にその糸桜の下で、この女の声が聞こえた。
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リュウグウ
1967年 福島県
川に鍬を落として、水底に探しに入ると、とうとう竜宮まできてしまった。そこでは美しいお姫様がひとりで機を織っていた。久しく待っていると、たいそうなもてなしを受けたが、家のことが心配になり、3日でいとまごいをして腰元に道まで送ってもらって村に帰ったら、5年もたっていた。それから記念のために機織り御前の社を建てたという。
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ホウコウサン
1935年 香川県
高松の郷土玩具、奉公さんにまつわる話。おまきという賢い子供がお姫様に仕えていた。ある日、お姫様が病気にかかり、中々直らなかった。おまきはお姫様の病を身に移し受けて、海の離れ島に流し人となって行き、お姫様の身代わりとなって死んだ。お姫様は全快した。皆はおまきを奉公さんといってあがめ、人形にまでかたどられた。
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イケノヌシ,オオガニ
1977年 和歌山県
ある信心深い人が、「池が切れると西ノ叉が野になる」と祈っていると、夢枕に大ガニが出てきた。大ガニは「絶対に西ノ叉は野にしないから心配するな」と言った。池の主が大ガニなので、池の水は山の腹を横に流れたのだという。
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ヒゴイ,マゴイ,ヌマノヌシ
1982年 群馬県
榛名湖の主の大蛇になったお姫様が天に昇るとき、榛名湖にヒゴイとマゴイの主をおいていった。5月5日の節供に12分のお膳を沼に沈めると、空になって浮く。五月節句に2歳の子どもを張るな神社に連れて行き、榛名湖に回るとヒゴイとマゴイが子どもを守ってくれて、丈夫に育つ。
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キツネ
1950年 長野県
箕輪村の某家では、何代か前、元旦に白狐が井戸に落ちて死んだ。それから財産がともに下り坂になったと言う。
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ダイジャ
1932年 島根県
昔、毛利氏が丸山にあった城を攻めた時、城には2匹の大蛇がいて、交替で濃霧を吐いて城を隠すので攻めあぐねていた。小春日和のある日のこと、長い籠城に飽いた若侍が小蛇を矢で射た所、屋根から落ちた小蛇は、地上に落ちた時には丈余の大蛇となった。その後霧を吐く蛇がいなくなり、城は落ちた。
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ヘビ,キクヒメ
1973年 新潟県
雷山城の城主の娘菊姫が落城の時、東光院という名の淵に身を投げ、蛇になったという伝説がある。この淵に石を投げると雨が降るという。
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キツネ
1971年 岐阜県
ある娘が腰元奉公をしていて殿様のお手つきとなり、刀を拝領して杉平集落に下がってきて、刀を洞に隠した。その後、キツネに憑かれた人が「刀がある」といって探したところ、この刀が出てきた。
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オオモリジョウ,チ
1967年 福島県
大森城は平ヶ城とも白鳥城とも呼ばれていた。この城を破却した時、この道の堀を切ったところ、土のそこから血が流れ出したという。
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オヒメサマ,カスミ
1949年 福井県
戦国時代、ある城が落城しそうになった時そこのお姫様が死んで城を守ろうと自決した。敵の大将がそこに攻め込んだら霞みがかかって引き返すしかなかった。
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オフジサマ,レイ
1989年 長野県
おふじさまという腰元が飯田のお城にいたが、ある時、殿様の不興を買って打ち首が決まった。月厄で体が汚れているので2日待ってくれと願ったが聞き入れられず、打ち首になった。それから毎晩、殿様のところにおふじさまの霊が化けて出るようになり、殿様は供養をして霊を祀った。月のものが重いときにおふじさまにお参りすると軽くなると言う。
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ダイジャ,カニ
1982年 群馬県
木部様というお殿様の娘が榛名山の榛名湖に入って大蛇になった。お供もあきらめてカニになった。ゆえに、榛名神社へ参拝する者はカニを食べてはいけない。5月5日は、赤飯を行器に入れて、榛名湖に持っていく。
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マイヅルノシロ
1931年 福岡県
群雄割拠の時代、舞鶴の城と呼ばれる不思議な力を持つ城があった。城から下を眺めると敵軍のことが人数から布陣まで地図を広げたようにわかるばかりか、攻撃するときには城が低くなって敵陣の前におり、退却するときには元の高さに戻った。敵が6合目より上に上ってくると、城も高くなって上まではたどり着けない。しかし、井戸を掘った場所がこの城の羽翼と背筋にあたる場所で、城の神通力はなくなってしまった。
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