国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヌリカベ,ヌリボウ
1956年
夜道を歩いていると、急に行く手が壁になり、前に進めなくなる。棒をもって下を払うと消えるが、上の方を払っても消えない。

類似事例(機械学習検索)

ヌリカベ,ヌリボウ
1956年
夜道を歩いていると、急に行く手が壁になり、前に進めなくなる。棒をもって下を払うと消えるが、上の方を払っても消えない。
類似事例

ヌリカベ 
1938年 福岡県
夜に道を歩いていると、突然進む先が壁になって、どこへも行けなくなることがある。それを塗り壁と呼んで恐れているが、下の方を棒で払うと消えるという。ただし、上の方を叩いても効果はない。
類似事例

ミノヒ
1971年 新潟県
小雨の日には、蓑から垂れる水滴が火になって落ちる。それを払えば払うほど多くなるが、家に入ると消えるものである。
類似事例

マックライカベノヨウナモノ
1968年 栃木県
昭和25年ごろのある夜、近づけば人の顔がわかる程度の満月の夜道を歩いていたら、突然真暗い壁の様なものが急に目の前をさえぎった。足がすくんで前に進めない。下っ腹に力を入れて啖呵を切り、我武者羅に通った。それからは夜道を歩かなくなったという。
類似事例

ミノムシ,ミノボシ
1938年
ミノムシあるいはミノボシともいう。小雨の降る晩などに歩いていると、火が現れて蓑の端にくっつく。払えば払うほど全身を包むが、熱くはない。多人数で歩いていても、そのうちの1人にだけ起こり、他の者の目には見えないという。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
五日神社へおまいりに行ったお婆さんはろうそくをひとつだけあげた。途中で前が急に山と谷になって進めなくなった。他の人は通れるのにお婆さんは進めない。袂にあったろうそくを後に投げると山と谷がぱっと消えた。
類似事例

ミノムシ
1938年 新潟県
ミノムシは道の怪である。小雨の降る晩などに歩いていると、火が現れて蓑の端にくっつく。払えば払うほど全身を包むが、熱くはない。雨のしずくが、火の粉のように見えるのだという。
類似事例

ミノムシ
1938年 新潟県
ミノムシは道の怪だという。小雨の降る晩などに、火が出てきて蓑の端にくっついて払えば払うほど全身を包むという。ただし、この火は熱くはないという。
類似事例

ムジナ
1982年 群馬県
ムジナは人の前から来て、パッと消える。
類似事例

ミノムシ,イタチ
1937年 新潟県
小雨の降る晩などに、火が出てきて蓑の端にくっついて払えば払うほど全身を包むという。ただし、この火は熱くはないという。それをミノムシといい、鼬の仕業であるとされている。
類似事例

オシミ
1991年 島根県
梅雨時などに、袖に蛍のようなものがくっつくことがある。払おうとするとぱっと増える。これはオシミなので、手に小便をかけてぱっぱっと払えば、それで消えるという。オシミはウシオニ(牛鬼)の訛りである。
類似事例

キツネ
1975年 愛知県
狐つきの家の主人は、常に袖や肩を払っているという。
類似事例

ミノムシ
1938年 秋田県
蓑虫というものは、寒い晴れた日の早朝、蓑や被り物の端にくっついてきらきら光るものである。払っても払っても尽きないという。これは火ではないという。
類似事例

カワボタル
1938年 千葉県
印旛沼のカワボタルは、夜に出るので火に見えたという。これは越後のミノムシと同じで、小雨の降る晩などに歩いていると火が現れて蓑の端にくっつく、払えば払うほど全身を包むが熱くはないという怪だろう。
類似事例

ヒトツメナントカトイウタヌキノバケモノ
1982年 三重県
胡桃から本郷へ夜道を歩いていると、道の前が急に明るくなって前へ進めなくなることがある。なにかにばかされたんだと思うと、道がパァーと元通り暗くなる。一つ目なんとかという狸の化物が頭の後ろからおおいかぶさってくるためだといった。昔はよくやられる人がいた。
類似事例

ノギツネガミセルヒノタマ
1947年 佐賀県
野狐は真夜中と夜明け方に出る。涎を火の玉に見せ自在に動かす、若い女に化けるなどする。これを棒で殴る時は、必ず下の方を払う。夜遅く山道で妙に頭が重くなることがある。歩きつづけると必ず野狐に騙されるので、腰を下ろし、一服して小便でもすると退散する。
類似事例

テングマツ
1935年 山梨県
天狗が時々来ると伝えられている松の枝を伐り払った者が、樹上で手がしびれておりられなくなり、皆で助け下ろしたが間もなく死んだ。
類似事例

(マジナイ)
1957年 山梨県
雷除けにはホーキで払うと良い。
類似事例

ヒノタマ
1959年 長野県
坂を登っていると、上の家の方が急に明るくなった。驚いて見上げると、長桂寺の方へ赤い火の玉が流れてお寺の森に消えていった。
類似事例

ミノモシ
1973年 富山県
歩いていると体にミノモシがつく。手で払うとより一層増えた。漁師はこれが出ると荒天の前兆だと言い、腰に曲尺をさして歩くと逃れられると言った。
類似事例

サンマイバシ,フシギ
1977年 高知県
根木屋の三枚橋には不思議があり、目の前が急に暗くなって前に進めなくなったり、車を止めたりする。美しい女が出て男をだますこともある。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内